読み方
そいぷろていん
英語表記
Soy Protein
意味・解説
ソイプロテインとは、大豆を原料とした植物性たんぱく質のことです。大豆から脂質や炭水化物などを取り除き、たんぱく質を抽出・加工して粉末化したもので、消化吸収が緩やかで腹持ちが良いことから、ダイエットや健康志向の高い人、ビーガン・ベジタリアン層に支持されています。
ホエイプロテインのような動物性ではなく、プラントベース(植物由来)であることが最大の特長であり、食品OEMやサプリメントOEMの分野でも利用が広がっています。
主な用途
・ダイエット向けプロテイン製品(置き換え食など)
・女性向けの美容・健康系プロテインパウダー
・ビーガン・ベジタリアン対応のプロテイン飲料やスナック
・プラントベース商品ラインの開発原料として
ポイント解説
・植物性たんぱく質としては必須アミノ酸のバランスが良いが、吸収速度は遅め
・イソフラボンを含むため、女性ホルモンに似た作用があるとされる(ただし効果には個人差あり)
・粉っぽさや独特の風味が出やすいため、OEM開発時の味調整が重要
・グルテンフリー、乳成分不使用、アレルゲン対策にも適している
・「脱脂大豆たんぱく」「分離大豆たんぱく(ISP)」などタイプの違いがある
関連用語
・ホエイプロテイン
・ピープロテイン
・ビーガン
・プラントベース
・たんぱく質補給食品
豆知識
ソイプロテインは欧米では「サステナブルなたんぱく源」として注目されており、畜産に比べて環境負荷が少ないことからSDGs文脈でも需要が拡大しています。日本では、女性の健康志向や植物性志向の高まりにより、コンビニやドラッグストアでもソイ入りスムージーやバー、ヨーグルト風商品が続々登場しています。OEM開発では「プラントベース×美容×低カロリー」など、複数の訴求軸を掛け合わせた設計が人気です。