株式会社エムエスエフ
株式会社エムエスエフは、調味料や加工食品のOEM受託を手がける会社である。昭和63年9月に「宮島醤油フレーバー株式会社」として福岡市で設立され、令和2年3月に現社名へ変更した。平成29年1月に発行済み株式数の55%を株式会社プレナスへ譲渡し、同社の子会社となっている。本社は東京都港区、管理本部と研究開発部・品質保証部は福岡市博多区にあり、自社工場を福岡県内2か所と埼玉県に持つ。「味」のトータルコーディネーターを掲げ、商品開発から製造までを一貫して支援するとしている。
会社概要
| 会社名 | 株式会社エムエスエフ(MSF Co., LTD.) |
| 代表者 | 代表取締役社長 浦田 正美 |
| 資本金 | 1,000万円 |
| 従業員数 | 145名(パート社員含む) |
| 本社 | 東京都港区芝3丁目40番6号 三田ビル3F TEL 03-6665-8590 |
| 管理本部・福岡営業部・研究開発部・品質保証部 | 福岡県福岡市博多区上牟田1丁目18番5号 TEL 092-402-3060(管理本部) |
| 東京営業部 | 東京都港区芝3丁目40番6号 三田ビル2F TEL 03-6665-8590 |
| 大阪営業部 | 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目2番15号 星和CITY B.L.D 御堂7F TEL 06-6241-7011 |
| 広川工場 | 福岡県八女郡広川町大字藤田1425-47 TEL 0943-22-8040 |
| 甘木工場 | 福岡県朝倉市平塚11-2 TEL 0946-21-5221 |
| 杉戸工場 | 埼玉県北葛飾郡杉戸町深輪398-12 TEL 0480-36-5600 |
| 関連会社 | 宮島醤油株式会社(佐賀県唐津市)、株式会社プレナス。エムエスエフはプレナスグループの一員 |
生産拠点と認証
| 広川工場 | 小袋製品、ペットボトル製品、レトルト加工食品が主力。2018年9月から稼働。九州自動車道の広川インターに隣接。令和4年7月にFSSC22000、令和6年12月にGMP認証を取得 |
| 甘木工場・杉戸工場 | 主に業務用調味料を製造 |
| 協力工場 | 全国の協力工場と連携し、幅広いジャンルの商品に対応 |
| 宮島醤油株式会社 | 明治15年に醤油醸造を開始。九州と関東に拠点を置く工場を持ち、各生産工場がSQFを取得している |
| 研究開発の設備 | 試作室(工場での大量生産を想定したサンプル設計)、分析室(塩分・糖度・酸度など各種規格値の検査機器)、テストプラント(小型の蒸煮釜・レトルト殺菌機) |
生産ロットの目安
容器は、ペットボトル(強度が高く柔軟性があり落としても割れにくい。軽量でリサイクル可能)、パウチ(平パウチ、スタンディングパウチ、スパウトパウチ、レトルトパウチ)、ガラス瓶(500ml・200ml・150ml/500g・200g・100g)、缶(1号缶、5号缶、7号缶)から、容量や製造条件に応じて選ぶ。缶とバッグインボックス・QBテナーについては、重量により生産ロットが異なるとしている。小袋はアルミ、アルミ蒸着、ナイロンなど用途に応じた材質を選択でき、3方シール、ダブルパック、スティック、瓶口シールの形状に対応する。液体調味料はペットボトル100mlから、小袋なら2gの小容量まで対応し、その他容器では20kgまでの幅がある。
取り扱う製品カテゴリー
| 液体調味料 和 | ポン酢、おろしポン酢、三杯酢、合せ酢、すし酢、レモン汁、各種めんつゆ(冷しうどん、かけそば、ざるそば、ひやむぎ、そうめん、天つゆ、ほんがえし)、すき焼きわりした、ところてんスープ、もずくたれ、かつおたたきたれ、たまご豆腐のたれ、ストレートうどん/ちゃんぽん/沖縄そばスープ、もつ鍋・水炊き・寄せ鍋・ちゃんこ鍋スープ、お好み焼き/たこ焼き/やきそば/和風/照焼/とんかつの各ソース、丼のたれ、焼鳥たれ、うなぎ・あなご・かば焼たれ、各種漬込たれ(牛・豚・鶏・マトン・ホルモン)、からあげ下漬液、明太子調味液、牛丼のたれ、煮豚たれ、しょうが焼たれ |
| 液体調味料 洋・中 | ドレッシング、ごまだれ、ラー油、調味油、クリーム/トマト/ミート/ピザ/デミグラス/ハンバーグ/ナゲット/ステーキ/ローストチキン/中華/チリの各ソース、麻婆豆腐の素、酢豚たれ、八宝菜のたれ、白湯スープ、冷やし中華スープ |
| 粉末調味料 | 塩コショー、いりこだし、おでんだし、各種ラーメンスープ(とんこつ・チキン・しお・しょうゆ・みそ・ちゃんぽん)、各種うどんスープ(かつおだし・いりこだし・焼あごだし・鍋焼・肉・カレー・焼うどん・皿うどん)、ナゲットパウダー、からあげ粉、炒飯の素、ふりかけ |
| 粘体調味料 | マスタード、タルタルソース、柚子こしょう、酢みそ、各種ラーメンスープ、ディップソース |
| レトルト食品 | カレー、ハヤシ、各種パスタソース、牛丼、親子丼、たき込みご飯の素、おかゆ、ぞうすい、もつ鍋・寄せ鍋・ちゃんこ鍋スープ、筑前煮、肉じゃが、もつ鍋、おでん、含気むき栗 |
| 冷凍・冷蔵食品 | 各種スープ、カレー、中華系具材、洋風ソース、牛丼の具 |
| 缶詰食品 | シチュー、カレー、デミグラスソース、パスタソース、クリームソース、ハンバーグソース |
| 瓶詰食品 | タルタルソース、トマトソース、ピザソース、フルーツソース、具入りラー油、つくだに |
| その他 | スティックゼリー、カップゼリー、シロップ類、健康補助食品など |
OEMの流れ
| STEP01 調査 | 開発依頼のヒアリング、市場と技術の両面からの調査、調査結果をもとにした構想づくり |
| STEP02 設計 | 商品設計で基本コンセプトを具現化し、開発設計で品質・形態・価格・生産量・原材料を決定 |
| STEP03 試作 | 一次試作、二次試作、三次試作。納得するまで何度も繰り返すことが可能としている |
| STEP04 生産 | 商品スペックを決定し工場生産。品質保証で規格基準を点検し、最終検査後に指定先へ出荷 |
品質保証の取り組みとして、委託工場の定期的な監査(原料管理・設備点検・工程点検・衛生管理)によるトレーサビリティ体制の強化、原料規格書と商品仕様書(産地・製造工程・異物除去手法・アレルゲン情報)の整備、食品関連法規への対応を挙げている。商品開発や製造現場を第三者の視点で品質確認する自社品質保証体制を確立しているとしている。
沿革
| 昭和63年9月 | 宮島醤油フレーバー株式会社を設立(福岡県福岡市)。大阪営業部を開設 |
| 平成5年4月 | 東京営業部を開設 |
| 平成16年6月 | 研究開発室を開設。微生物検査、食品分析、ミニレトルトプラント、ガス充填設備などを設置 |
| 平成21年8月 | 業務用調味料製造工場である株式会社フーディフレーバーを設立(福岡県甘木市、埼玉県杉戸町) |
| 平成22年4月 | 福岡本社を博多区古門戸町に移転。品質保証室を設置 |
| 平成22年8月 | 大阪営業部を現住所に移転 |
| 平成25年5月 | ステーキスパイスがモンドセレクション金賞を受賞 |
| 平成27年4月 | ステーキスパイスがモンドセレクション金賞を受賞(2回目) |
| 平成30年4月 | ステーキスパイスがモンドセレクション金賞を受賞(3回目) |
| 平成29年1月 | 発行済み株式数の55%を株式会社プレナスに譲渡し、同社の子会社となる |
| 平成30年9月 | 広川工場が竣工 |
| 令和元年10月 | 株式会社フーディフレーバーを吸収合併 |
| 令和2年3月 | 宮島醤油フレーバー株式会社が株式会社エムエスエフに社名変更 |
| 令和3年4月 | ステーキスパイスがモンドセレクション金賞を受賞(4回目) |
| 令和4年7月 | 広川工場がFSSC22000を取得 |
| 令和5年3月 | 東京営業部を現住所に移転 |
| 令和6年4月 | ステーキスパイスがモンドセレクション金賞を受賞(5回目) |
| 令和6年7月 | 本社を東京に移転 |
| 令和6年12月 | 広川工場がGMP認証を取得 |
| 令和7年3月 | 管理本部・福岡営業部・研究開発部・品質保証部が現住所に移転 |
自社のオリジナル商品として、醤油をベースにした和風スパイス「ステーキスパイス」を展開しており、2024年に5回目となるモンドセレクション金賞を受賞している。このほかプロ仕様の調味料シリーズ「DAIGOMI」などをエムエスエフブランドとして展開している。営業拠点は東京・大阪・福岡の3か所で、全国対応するとしている。なお、オフィス移転に伴い顧客向けの問い合わせ電話番号を従来の092-292-5689からフリーダイヤル0800-080-0733に変更したことを告知している。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、株式会社エムエスエフの公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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