食品OEMとは?PB・ODMとの違い&小ロットで始める最初の一歩

「自社ブランドの食品を作ってみたい」と思っても、工場探しを始める前に「OEMとは何?」「小ロットでも頼める?」などと迷いがちです。衛生面が気になる食品だからきちんとした外注先を選びたいし、初めてで手探りだからこそ見積もりや条件で損をしないか不安ですよね。そこで本記事では、食品OEM初心者の方に向け、不安をほどくための用語解説と始めの一歩を分かりやすくご紹介します。

目次

食品OEMとは:製造の委託

OEM(Original Equipment Manufacturer)とは、自社の商品を作る際、製造を外部のメーカー・工場に委託することです。依頼範囲は製造だけから包装まで幅があるので、食品OEMを考える際には「どこまで依頼するのか」「何を作りたいのか」をはっきりさせておくことが重要です。

食品OEMについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

H2:OEMとPB・ODMとの違い

食品OEMと並んでよく出てくる、PBやODMについても理解しておきましょう。

PB:自社ブランドとしての販売

PB(Private Brand)とは、自社のブランドとして自社店舗のみで販売するという考え方を指します。イオンの「トップバリュ」などは有名ですよね。PB商品はOEMで作られるケースが多くなっています。

こちらの記事ではOEM依頼の全手順から食品ジャンル別の注意点まで詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

H3:ODM:企画から製造まで一括で委託

ODM(Original Design Manufacturing)とは、商品の製造だけでなく、企画や仕様の設計まで一括して委託することです。食品の場合、「レシピや仕様が固まっているならOEM」「コンセプトだけの常態ならODM」と考えると自分がどちらを求めているのか判断しやすくなるでしょう。

食品ODMについてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。

H2:最初の一歩:食品OEM相談の前に決めること

初めての外注では「何を伝えたらいいのか分からない」と悩んでしまいますよね。まずは下記の3点を固めるのがベストです。

・商品のイメージ:ジャンル、特徴・、味、形状など

・販路と数量:ECか店舗か、テスト販売するか、初回の作成量

・譲れない条件:小ロット、アレルゲン対応など

これらを決めておけば食品OEMの相談をスムーズに進められるでしょう。

H2:小ロットで食品OEMを始めるときの注意点

小ロットは在庫リスクを抑えられますが、単価や包材条件で想定より高額になることも。小ロット対応の可否や最小数量、単価などはメーカーにより差がありますので、相談の際には次の4点を先に確認すると手戻りが減ります。

・最小ロット

・試作の可否や回数

・包材・表示の条件

・単価

断られる不安がある場合も、「数量・価格・納期の条件」「その条件をどこまで譲れるか」をセットで伝えると会話が進みやすいです。

H2:初心者でも迷わない!食品OEM先の探し方

初めての食品OEMでは、個別に工場へ連絡するよりも「食品OEMの窓口」のような比較サイトで検索するのがおすすめです。

まずは、レトルト・冷凍・乾燥など加工から絞り込み、次に「小ロット」などの条件を追加していくと整理しやすいでしょう。

作りたい商品のイメージや数量、条件などをリスト化しておけばチェックしながら進められ、問い合わせもスムーズです。

H2:個人でも大丈夫!食品OEMを始めてみよう

食品OEMとは外部メーカーに製造を委託して自社ブランド商品を形にする方法です。

商品のイメージや販路、条件をしっかりと決めること、最小ロットや単価などを確認することが成功の近道になります。まずは条件をはっきりさせ、委託先探しに進みましょう。

「食品OEMの窓口」では条件や地域から食品OEM先を検索可能です。食品OEMに関する相談も承っておりますので、お気軽にご連絡ください。

こちらの記事では食品OEMの始め方について、筆者の経験を元にさらに詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

株式会社Agriture 代表取締役/食品OEMコンシェルジュ 乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業を手がける株式会社AgritureのCEO。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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