健康食品展示会ガイド|出展メリットとOEM商談の進め方
健康食品やサプリメントの市場が拡大するなかで、原料調達・OEM製造・販路開拓の場として健康食品に特化した展示会の存在感が高まっています。機能性表示食品の届出件数は年々増加しており、それに伴い展示会への出展社・来場者も増加傾向にあります。
本記事では、健康食品分野で注目すべき国内の展示会を紹介し、出展・来場のメリットやOEM商談に活かすポイントを解説します。
健康食品に特化した主要展示会
健康食品の展示会は、原料・素材メーカー、受託製造(OEM)企業、完成品メーカー、流通バイヤーが集まる専門的な商談の場です。一般的な食品展示会よりもターゲットが明確で、機能性表示食品やサプリメントの開発に直結する情報が得られます。
| 展示会名 | 開催時期 | 会場 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| HFE JAPAN(ヘルスフードエクスポ) | 5月 | 東京ビッグサイト | 健康食品・サプリメント素材に特化。ifia JAPANと同時開催 |
| 食品開発展2026(Hi Japan) | 10月 | 東京ビッグサイト | 健康素材・分析機器・衛生資材。機能性食品開発の情報が集中 |
| 食品&飲料OEM EXPO | 4月 | 東京ビッグサイト | OEM受託製造に特化。健康食品OEM企業も多数出展 |
| 健康博覧会 | 2月 | 東京ビッグサイト | 健康・美容産業専門。約400社出展、来場者36,000名規模 |
| ウェルネスフードジャパン | 2月 | 東京ビッグサイト | 健食・機能性・自然食品の専門展。200社出展、45,000名来場 |
| 健食原料・OEM展 | 10月 | 東京ビッグサイト | 健康食品の原料供給・受託加工に特化した業界向け展 |
このほか、ifia JAPAN(食品素材展)も健康食品の原料選定には有用です。食品添加物や機能性素材の最新情報が集まるため、サプリメントや機能性表示食品の開発段階で訪れる企業が多く見られます。
海外の健康食品関連展示会
健康食品の海外展開を検討している企業は、以下の海外展示会もチェックしておきましょう。ナチュラル・オーガニック食品や機能性素材に特化した国際展示会では、海外バイヤーとの直接商談が可能です。
| 展示会名 | 開催時期 | 開催地 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Natural Products Expo West | 3月 | アナハイム(米国) | 世界最大のナチュラル・オーガニック食品展。出展3,300社超 |
| Vitafoods Asia | 10月 | シンガポール | アジアのウェルネス・機能性食品に特化 |
| Fi Europe | 12月 | フランクフルト(独) | 欧州最大の食品原料・機能性素材展 |
| Anuga Select India | 9月 | ムンバイ(印) | Anugaブランドのインド版。食品加工産業拡大中 |
特にNatural Products Expo Westは北米のナチュラルフード市場への参入を目指す企業にとって最重要の展示会です。Fi Europeは食品原料に特化しており、日本の抹茶原料や発酵素材を欧州市場に紹介する際の窓口になります。
健康食品展示会で得られる3つのメリット
機能性素材・原料の最新トレンドを把握できる
健康食品展示会には、国内外の原料メーカーが最新の機能性素材を持ち込みます。プロテイン原料、乳酸菌、コラーゲン、NMNなど、注目素材のサンプルを直接入手し、配合の可能性を検討できます。2026年は植物由来タンパク質や腸活関連素材のブースが増加する傾向です。
OEM受託企業と直接商談できる
健康食品のOEM製造を検討している企業にとって、展示会は複数の受託企業を一度に比較できる効率的な場です。錠剤・カプセル・粉末・ドリンクなど、剤形ごとの製造技術や最小ロット、価格感をその場で確認できます。食品&飲料OEM EXPOや健食原料・OEM展では、受託製造に特化したブースが集中するため、商談の密度が高くなります。
機能性表示食品の届出・開発ノウハウを学べる
食品開発展や健康博覧会では、機能性表示食品の届出手続きや臨床試験のデザインに関するセミナーが開催されます。届出のハードルや最新の消費者庁の動向を専門家から直接聞けるため、自社商品の機能性表示を検討している企業にとって実務的な価値があります。
健康食品OEMの商談を展示会で進めるコツ
来場前に候補メーカーをリストアップする
展示会当日は限られた時間で多数のブースを回ることになります。事前に出展社リストを確認し、商談したい企業を3〜5社に絞っておくと効率的です。食品OEMの窓口で健康食品やサプリメントのOEM対応メーカーを事前にチェックし、展示会で実際に会って比較するという流れがおすすめです。
商談時に確認すべきポイント
健康食品OEMの商談では、以下の点を確認しておくと後日の検討がスムーズです。
- 対応可能な剤形(錠剤・カプセル・粉末・ドリンク・ゼリーなど)
- 最小ロットと価格帯
- 機能性表示食品の届出サポートの有無
- GMP認証の取得状況
- 試作から量産までのリードタイム
- パッケージデザインや表示ラベルの対応範囲
名刺交換だけで終わらせず、その場で試作の依頼スケジュールまで話を進められると、展示会後のフォローアップがスムーズになります。
展示会後のアクション
展示会終了後は3営業日以内に候補メーカーへ連絡しましょう。商談内容をメモしておき、試作の依頼書やOEM契約の概要を添えてメールすると、具体的な検討に進みやすくなります。
健康食品OEMメーカーをジャンルで探す
展示会に参加する前に、食品OEMの窓口でジャンル別にOEMメーカーを検索できます。
| ジャンル | 主な商品例 | メーカーを探す |
|---|---|---|
| プロテイン | ホエイ・ソイ・プロテインバー | プロテインOEMメーカー一覧 |
| 健康食品 | サプリメント・青汁・酵素 | 健康食品OEMメーカー一覧 |
| 飲料 | 機能性ドリンク・お茶・スムージー | 飲料OEMメーカー一覧 |
| お菓子 | プロテインバー・栄養補助菓子 | お菓子OEMメーカー一覧 |
展示会で出会ったメーカーと、食品OEMの窓口で見つけたメーカーを比較することで、より自社のニーズに合ったパートナーを選べます。

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よくある質問
健康食品の展示会は一般消費者でも参加できますか?
健康博覧会やHFE JAPANなど多くの健康食品展示会はBtoB向けのため、業界関係者を対象としています。事前登録すれば入場無料のケースがほとんどですが、一般消費者は入場不可の展示会もあります。公式サイトで来場資格を確認してください。
サプリメントのOEM製造先を探すにはどの展示会がおすすめですか?
サプリメントOEMに特化して探すなら、食品&飲料OEM EXPOや健食原料・OEM展が効率的です。錠剤・カプセル・粉末など剤形ごとに製造技術を比較でき、最小ロットや費用感もその場で確認できます。展示会前に食品OEMの窓口の健康食品カテゴリで候補を絞っておくと、当日の商談がスムーズです。
機能性表示食品の開発に関する情報はどこで得られますか?
食品開発展(Hi Japan)では機能性表示食品に関する専門セミナーが毎年開催されています。また健康博覧会でも届出の最新動向に関するセッションが組まれています。原料メーカーのブースでは、機能性関与成分のエビデンスデータを直接入手できます。
地方からでも参加しやすい健康食品展示会はありますか?
ウェルネスフードWESTは西日本を拠点とする健康食品の展示会で、大阪で開催されています。また食品展示会カレンダーから地域別に展示会を探すこともできます。
初めて健康食品事業に参入する場合、展示会は役立ちますか?
健康食品事業への新規参入を検討している企業にとって、展示会は市場理解の第一歩として有効です。原料の種類、OEM製造の流れ、必要な許認可、トレンド素材などを短期間で一通り把握できます。まずは来場者として訪問し、複数のOEM企業やコンサルタントと話をして情報を集めることをおすすめします。
まとめ
健康食品分野では、HFE JAPAN、食品開発展、健康博覧会、ウェルネスフードジャパンなど専門性の高い展示会が充実しています。機能性表示食品やサプリメントのOEM商談を効率的に進めるためには、これらの展示会を計画的に活用することが重要です。
展示会の全体スケジュールは2026年食品展示会カレンダーで、展示会の選び方は食品展示会の選び方ガイドで確認できます。OEMメーカーの事前リサーチには食品OEMの窓口をご活用ください。


