株式会社サンフーズ
愛媛県発の米飯・パックご飯・カレーのOEMを手がける
株式会社サンフーズは、愛媛県大洲市でレトルト食品と栗製品を製造するメーカーである。カレーソース、パスタソース、釜飯の素といったレトルト製品に加えて、栗甘露煮や栗ペーストなどの栗製品、冷凍米飯・惣菜まで手がけている。OEM受託については、最小ロット約1トン、発注は納品希望の約1か月前という条件を公開しており、試作は納得できる味になるまで何度でも行うとしている。
会社概要
| 会社名 | 株式会社サンフーズ |
| 代表者 | 代表取締役 堀田 修治 |
| 本社所在地 | 〒795-0081 愛媛県大洲市菅田町菅田甲2522番地 |
| 電話・FAX | TEL 0893-25-4450(代表)/FAX 0893-25-4452 |
| 設立 | 1982年6月 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 従業員数 | 132名 |
| 工場敷地面積 | 12,407㎡(3,760坪) |
| 取引銀行 | 伊予銀行(八幡浜支店)、みずほ銀行(松山支店)、商工中金(松山支店)、香川銀行(大洲支店)、四国銀行(八幡浜支店) |
| 製造所固有記号 | SS=愛媛県大洲市菅田町菅田甲2522/ST=愛媛県大洲市冨士262 |
製造所固有記号が2つ公開されていることから、本社工場のほかに大洲市冨士にも製造拠点を持つことがわかる。
取扱品目
| 区分 | 具体的な品目 |
| 各種レトルト製品全般 | カレーソース、パスタソース、和洋中ソース関連、釜飯の素、スープ類、おでん等 |
| 栗製品全般 | 栗甘露煮、おこわ栗、むき天津甘栗、栗ダイスカット、栗ペースト、缶詰、瓶詰め等 |
| 冷凍・冷蔵製品全般 | 各種米飯関連食材 |
カレー・パスタソースについては「カレー専門店、パスタ専門店の味を作り続ける当社の経験」を挙げており、販売チャンネルや相手先に合わせた設計を行うとしている。米飯・惣菜製品については、使用する食材に応じて冷凍米飯・惣菜と常温保存可能なレトルト商品を使い分け、素材に適した加工を施すと説明している。栗製品はOEM以外にも自社のNB商品を揃えており、注文数に応じて供給が可能としている。
OEMの条件と依頼の流れ
| 項目 | 公開されている条件 |
| 最小ロット | 約1トン(200g換算で4500前後) |
| 発注のタイミング | 納品希望の約1か月前に発注 |
| 保管 | 一括納品、または同社で預かる場合は最長1か月 |
| 試作 | 納得できる味になるまで何度でも試作 |
| 生産立会い | 生産時の立会いが可能 |
| パッケージ | 化粧箱や専用パウチを希望する場合は、記載内容およびデザインについても提案・相談に応じる |
| 手順 | 内容 |
| お問合せ | 電話等でイメージや食材を伝える |
| お打合せ | 詳細な条件や商品の方向性をすり合わせ |
| 試作開発 | イメージに合致した試作品を作成 |
| 商品開発 | 商品の詳細を決定し生産へ |
| 商品生産 | 生産時の立会いも可能 |
| 納品 | 出来上がり次第納品 |
最小ロットが1トン単位であるため、少量の試験販売から始める用途には向かない。一方で、200g換算で4500前後という数量は、地域の特産品を使ったレトルト商品を本格的に流通させる規模とは合致する。
栗製品の原料調達
おこわ栗については、原料の産地まで踏み込んだ説明を公開している。使用しているのは中国・遼寧省で採れる丹東栗で、栗の風味が強く自然の甘みが高いことからおこわ用の栗として評価が高いとしている。採取エリアは丹東市の北部、鴨緑川流域の山々で、落果の最盛期は9月~10月。皮むき後の加工処理を短時間で行うため、加工工場を栗山の真ん中に置いていると説明している。
栗製品全般については「産地や品種に合わせ、独自の加工技術を用いる」ことを自社ルールとしており、用途に応じた特殊なタイプの栗製品の相談にも応じるとしている。原料調達から販売までを一貫した体制でまかなう点が、栗を使った商品を企画する際の判断材料になる。
取引先の声として公開されている事例
公式サイトには、高知県特産品販売株式会社(食品商社)の取締役営業本部長である村瀬幸次氏のコメントが掲載されている。地鶏カレーを作るために同社を訪問し、豊富な種類のサンプルを試食したうえで、何回も改良を重ねて自社の地鶏に合ったカレーソースを作ってもらったという経緯である。
発売当初は1釜製造すると消化に数か月かかっていたが、販売数が増えて1年後には当初の数倍になり、3年後には炊き込みご飯の素や鍋つゆを合わせて17種類の商品開発に及んだとされる。1釜単位の生産から始めて品目を広げていく進め方を示す事例といえる。
会社の考え方
同社は「3つの太陽」を事業スローガンに掲げている。太陽をたくさん浴びてできた食材(素材)、太陽のような企業(工場)、いくつもの太陽の恵みでできた食品──という3段の構成で、食卓の向こうにある笑顔を見ることを目指すとしている。社長挨拶では「仕入先様と弊社とお取引様とが一体となって良い商品づくりを行なう」という想いの共有を掲げ、大量生産が一般的になった現在でも変わらないのは作り手の商品づくりへの想いだと述べている。
工場があるのは四国山地の山々に囲まれ、清流肱川が流れる愛媛県大洲市。採用情報では職種を食品製造工とし、レトルト食品(カレー・シチュー・惣菜・栗製品他)の仕込み・調合・配合、製造加工、包装業務を挙げている。レトルト製品と栗製品という2つの軸を持ち、1トンからの本格生産を前提に地域素材の商品化を相談できる受託先である。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、株式会社サンフーズの公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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