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ベル食品工業株式会社

大阪2026.09.26 更新

大阪発の業務用カレー・レトルト食品のOEMを手がける

ベル食品工業株式会社は、大阪市鶴見区に本社と工場を置くレトルト食品の専門メーカーである。同社は自らを「日本で最初に固形カレールウを創った」会社と位置づけており、1950年(昭和25年)に前身の「ベル製菓」を設立した森田清市氏が同年に固形カレールウの開発に成功したと言われていると説明している(同社自身が「諸説ありますが」と留保している)。現社名のベル食品工業株式会社を設立したのは1969年(昭和44年)5月。スーパーマーケット向けのプライベートブランドカレーの受託を主力とし、代表取締役の中井威氏は、日本で最も多くの種類のプライベートブランドカレーを製造していると言っても過言ではないと述べている。

目次

会社概要

会社名ベル食品工業株式会社
代表取締役中井 威(2018年11月に3代目社長として就任)
設立昭和44年5月
資本金3,600万円
本社・工場〒538-0053 大阪市鶴見区鶴見1-6-117(TEL 06-6912-7177)
東京支店〒101-0047 東京都千代田区内神田1-3-9 KT-Ⅱビル2階(TEL 03-3233-3451)
規模売上高二十数億円、従業員数100名程度(同社サイトの記述)
営業品目調理缶詰・レトルトパウチ、惣菜缶詰・レトルトパウチ、素材缶詰・レトルトパウチ、香辛調味料、調味油類
営業許可かん詰又はびん詰食品製造業、そうざい製造業、ソース類製造業、食用油脂製造業
加入団体公益社団法人 日本缶詰びん詰レトルト食品協会、公益社団法人 大阪食品衛生協会
メールhomepage@bellsyokuhin.co.jp
公式サイトhttps://www.bellsyokuhin.co.jp

OEMのロット条件

同社はレトルトカレーのOEM開発について、内容量ごとのロット条件を公開している。出来高は生産ごとに多少の変動があると注記されている。

内容量仕込み量袋数ケース数
個食タイプ(200g前後)約720kg仕込み約3,600袋約120ケース(30入り)
1kg約600kg仕込み約600袋約50ケース(12入り)
2kg約960kg仕込み約480袋約80ケース(6入り)
3kg約1,200kg仕込み約400袋約100ケース(4入り)

受託できる品目と条件

OEM開発品目カレー、シチュー、パスタソース、調理ソース、スープ、和風汁物など。その他の品目も要望により開発
実績例ホテルのレストランで使用するカレー、地域食材を用いたご当地カレー、人気カレー屋・有名飲食店監修のカレー、外食チェーン店で使用するカレー
公開実績公式サイトで「お客様カレー開発実績例」として23社の社名を公開(後述)
賞味期限常温保存で1年〜2年(商品の内容により異なる)
原料の持ち込み可能。工場ラインで使用可能な規格(サイズ・重さ・状態・衛生基準等)であることが条件
パッケージパッケージを含めた提案に対応
納期発注から約1か月で商品が仕上がる(製造状況により変動)
依頼方法OEM専用の問い合わせフォーム

製品化の流れは、打ち合わせでカレーの方向性・具材のサイズや量・スパイス感の強さを確認し、試作とパッケージ準備を並行して進め、試作サンプルの試食・評価を経て必要に応じて改良試作を行い、内容が固まった段階で商品決定、生産・納品という順で案内されている。

工場の主要設備

調理ステンレス製クッカーミキサー22基、ステンレス製二重釜等煮釜4基、ソテー用直火式大型プレート1基、肉焼(ニーダー)1基、コミトロール2基、ステンレス製野菜炒機2基
ルウ焙煎平釜2基、ニーダー2基
充填・殺菌自動充填包装機(レトルトパウチ)5基、静置式殺菌装置7基、研究用殺菌装置2基、貫流ボイラー4基
箱詰・検査カートニングマシン(縦型)1基・(横型)2基、ラッピングマシン2基、クリーンカップスケール2基、X線異物検出装置7基

沿革と受賞歴

昭和25年4月森田清市がベル製菓を設立。固形カレールウの開発に成功
昭和27年4月創業。ベルカレールウ・トマトルウを発売
昭和44年5月ベル食品工業株式会社を設立(大阪市城東区野江西之町)。ベルビーフカレー、ミートソース、ビーフシチュー、調理缶詰を発売
昭和46年10月現在の大阪市鶴見区鶴見1-6-117へ移転
昭和60年7月レトルトパウチ新工場が完成
平成14年7月食用油脂製造業の営業許可を取得
平成26年8月電子レンジ調理レトルト食品が公益社団法人日本包装技術協会の食品包装部門賞を受賞(沿革では「電子レンジ調理レトルトパウチ食品」、受賞歴欄では「電子レンジ調理レトルトカレー」と表記が異なる)
平成30年11月3代目社長に中井威が就任

このほか、平成6年10月21日に食品衛生優良施設として厚生大臣表彰を受賞、令和7年11月17日には「あめ色たまねぎのコク深い本格ビーフカレー」がジャパンフードセレクションでグランプリを受賞している。

公開されている開発実績

同社は「お客様カレー開発実績例(50音順)」として、以下の23社を公式サイトで公開している。

アパホテル株式会社、株式会社アークミール、植田製油株式会社、株式会社ウェルネス阪神、株式会社うちだ屋、尾家産業株式会社、大阪第一ホテル、株式会社柿里、株式会社桔梗屋、株式会社神戸はいから食品本舗、株式会社サッポロライオン、株式会社ジューサーバー・コーポレーション、高瀬物産株式会社、立山黒部貫光株式会社、寺岡畜産株式会社、東亜商事株式会社、株式会社トーホー、株式会社南都、北陸鉄道株式会社、三菱商事株式会社、名鉄協商株式会社、株式会社門司港ホテル、株式会社ヤグチ。

個別のOEM事例としては「全知全能カレー」「三代目たいめいけん茂出木浩司シェフ監修」「但馬屋牛たんカレー」の3件が紹介されている。

掲載情報について

このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、ベル食品工業株式会社の公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。

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企業情報

会社名ベル食品工業株式会社
所在地大阪
概要ベル食品工業株式会社は、大阪市鶴見区に本社を置く、日本で最初に固形カレールウを開発した業務用調理食品メーカーです。レトルトカレーを中心に、全国のご当地カレーから業務用ソース・シチューまで幅広く手がけています。
分野カレー・シチュー / レトルト食品
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この記事を書いた人

小島怜のアバター 小島怜 株式会社Agriture

株式会社Agriture CEO/食品OEMコンシェルジュ 乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業を手がける株式会社AgritureのCEO。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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