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オリジナルプロテインを開発 プロテインの種類やOEMのポイント、メーカーの選びまで解説

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この記事の要約
プロテインOEMは粉末・バー・ドリンク・サプリ形状の製品を委託製造する仕組みです。試作費1回3〜10万円、最低ロット300〜1,000袋、単価100g〜1kgあたり150〜500円が目安。10袋から対応のREDAS、15袋から対応のアルプロン、年間1,000トン実績の武内製薬など、小ロット・短納期対応のおすすめメーカー3社を紹介しています。

最近の健康志向の高まりやフィットネス人口の増加により、プロテイン市場は安定的な成長を続けています。

ただし、これからプロテイン市場に参入しようとするメーカーや個人事業主にとって、競合製品との差別化や初期費用の高さが懸念となることがあります。

そうした中で注目されているのが「プロテインOEM」です。

知見あるOEMメーカーに依頼することでリスクを抑え、法人だけでなく個人事業主でも自分のオリジナルブランドを立ち上げることが可能です。

プロテインOEMの基礎から、依頼の流れ、費用相場、メーカー選びのポイントまで、初めての方にも分かりやすく解説します。

食品開発の担当者

プロテインのオリジナルブランドを作るにはどうすればいいのか……

OEMメーカーに任せることで、スピーディーな商品開発が可能です!
進め方のポイントを一緒に見ていきましょう。

REDAS株式会社

  • 共同開発ブランドは10袋から対応可能
  • パッケージ替えOEMは50袋から対応
  • 最短1週間からの短納期に対応
  • 豊富なフレーバーや配合成分を提案

株式会社アルプロン

  • 最小500kgから製造可能
  • ホエイ・ソイプロテインを取り扱い
  • FSSC 22000認証取得の自社工場

株式会社サプリスタンダード

  • 年間1,000トン以上の出荷実績
  • 最小500kgから製造可能
  • ジュニアプロテインやウェイトアッププロテインなどの取り扱いあり
目次

プロテイン市場が拡大している背景

たんぱく補給食品市場は、2023年に前年比4.3%増の2,687億円となりました。そのうちプロテイン市場は2021年に1,000億円を突破しています。
出典:株式会社富士経済「プロテインなどのたんぱく補給食品市場を調査」

以前のような急成長期からは落ち着きつつあるものの、たんぱく質を日常的に摂取したいというニーズは根強く、プロテインを含むたんぱく補給食品市場は安定した需要を獲得しています。

健康志向やたんぱく質に対する需要の高まり

プロテインは、食事だけでは不足しがちなたんぱく質を手軽に補える商品として認知され、スポーツジムに通う人だけでなく、忙しいビジネスパーソンや美容・ダイエットを意識する層にも利用が広がっています。

継続して飲みやすいフレーバーや、女性向け・シニア向け・置き換え食向けなど、ターゲットに合わせた商品設計がしやすい点も市場拡大を後押ししています。

インフルエンサーや個人事業主によるプロテイン開発

プロテイン市場では、インフルエンサーや個人事業主が自身のブランドとして商品を開発するケースも増えています。一般的な広告よりも、ファンとの関係性を通じて商品の魅力を伝えやすい点がメリットです。

「憧れの人のように健康的な体づくりをしたい」というSNS上での共感が購入のきっかけになりやすいです。

専門知識がなくても、実績のあるOEMメーカーに製造を委託することで、個人でも小規模からプロテイン開発をスタートすることができます。

プロテインOEMは大手企業だけでなく、個人ブランドや小規模事業者にとっても活用しやすい仕組みです。

製造設備を持たなくても、OEMメーカーに委託することで、一定品質の商品を開発しやすい環境が整っています。

プロテインOEMで作れる商品の種類

プロテインOEMで開発できる商品の種類は、粉末タイプだけではありません。バー・ドリンク・ゼリー・タブレットなど、形状によって向いている販路や開発時の注意点が異なります。以下に、主な種類ごとの特徴をまとめました。

粉末プロテイン

粉末プロテインは、水や牛乳などに溶かして飲む一般的なタイプです。コストパフォーマンスがよく、日常的に継続してもらいやすいため、リピート購入につながりやすい点がメリットです。

一方で、商品サイズが大きく重くなりやすいため、ECサイトでの販売が向いています。

OEM製造時の注意点

粉末プロテインは競合商品も多いため、フレーバー・配合成分・ターゲット設計で差別化する必要があります。

プロテインバー

プロテインバーは、チョコレート・シリアル・クッキーなどのお菓子感覚で食べられるタイプです。持ち運びしやすく、間食や置き換え食品としても需要があるため、コンビニ・ドラッグストア・ECなど幅広い販路で展開しやすい商品です。

OEM製造時の注意点

プロテイン特有の味や飲みにくさが苦手な人でも手に取りやすい一方で、食べやすさを重視すると、糖質・脂質・カロリーが高くなりやすいです。

プロテインバーを開発する場合は、菓子製造やバータイプの健康食品開発に実績のあるOEMメーカーに相談するとよいでしょう。

プロテインドリンク・ゼリー

プロテインドリンクやゼリーは、そのまま飲んだり食べたりできる手軽さが魅力です。シェイカーで溶かす手間がないため、初めてプロテインを試す人や、忙しいときにたんぱく質を補給したい人に向いています。

OEM製造時の注意点

粉末タイプに比べると製造コストが高くなりやすく、フレーバー展開にも制約が出る場合があります。

飲料やゼリーの製造ラインを持つOEMメーカーに依頼することが重要です。

タブレット・サプリメントタイプ

タブレットやサプリメントタイプは、プロテインの味や粉っぽさが苦手な人でも摂取しやすい形状です。常温で保管しやすく、持ち運びにも便利なため、外出先で手軽にたんぱく質を補いたい人に向いています。

OEM製造時の注意点

粉末やドリンクに比べると、一度に摂取できるたんぱく質量が限られやすいです。必要量を摂ろうとすると飲む粒数が多くなったり、成型のために添加物が必要になったりする場合があります。

メインのたんぱく質補給商品というよりも、他の栄養素と組み合わせた補助的な健康食品として設計すると、差別化しやすくなります。

プロテインOEMで使われる主な原料と特徴

プロテインOEMでは、どの原料を使うかによって、味わい・溶けやすさ・価格・ターゲット層が変わります。代表的な原料には、ホエイプロテイン、ソイプロテイン、カゼインプロテイン、ピープロテイン、ライスプロテインなどがあります。

ホエイプロテイン|吸収スピードが早い定番原料

特徴と注意点

特徴:牛乳由来のプロテイン。吸収が早いとされ、運動後の補給に使われやすい。

向いている人:筋力トレーニングを行う人、スポーツ層、効率よくたんぱく質を補給したい人。

注意点:乳由来のため、乳アレルギーや乳製品を避けたい人には注意が必要。

ソイプロテイン|女性向け・美容系プロテインに人気

特徴と注意点

特徴:大豆由来の植物性プロテイン。腹持ちがよく、美容・健康系商品に使われやすい。

向いている人:美容や健康を意識する人、ダイエット中の人、植物性原料を選びたい人。

注意点:大豆特有の風味が出やすいため、飲みやすさを重視する場合は味の調整が必要。

カゼインプロテイン|満足感を重視した商品におすすめ

特徴と注意点

特徴:牛乳由来のたんぱく質で、ゆっくり消化・吸収されるとされる原料です。満足感を重視した商品に使われます。

向いている人:間食や就寝前にたんぱく質を補給したい人、腹持ちを重視する人に向いています。

注意点:乳由来のため、乳アレルギーへの配慮が必要です。風味や溶けやすさも試作段階で確認しましょう。

ピープロテイン・ライスプロテイン|植物性プロテインとして注目

特徴と注意点

特徴:えんどう豆や米由来の植物性プロテイン。プラントベース商品として注目されている。

向いている人:乳製品や大豆を避けたい人、ヴィーガン・プラントベース志向の人。

注意点:原料特有の風味や粉っぽさが出る場合があるため、味の調整が必要。

プラントベースプロテインの詳細は以下の記事を参考にしてください。

依頼の流れと費用の目安

プロテインOEMは、試作段階から設計することが多く、目的やターゲットに応じて、開発をスムーズに進めるための段取りが重要です。

依頼の流れ

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ステップ内容
1. 商品企画ターゲット・価格帯・味・機能性などを整理。プロテインの種類(ホエイ/ソイ等)を決定
2. OEMメーカー選定小ロット対応、粉末/バー/ドリンクなど形状別に対応できる会社を選ぶ
3. 試作依頼・調整味・溶けやすさ・栄養バランス・コストを確認しながらレシピを調整
4. 包装・表示の設計パッケージ形状・容量・成分表示・アレルゲン表記などを決定
5. 製造契約・量産スタートMOQや納期、価格条件を確定し、量産へ。製造後に納品または発送代行も相談可能

メーカーによっては、商品企画から見積、製造まですべての発注手続きがWeb上で完結するサービスもあります。営業などの人件費を抑えることで小ロット・低価格でオリジナルプロテインの開発が可能です。

プロテインOEMの参考費用

原材料やロット、既存レシピを利用するかオリジナルで開発するかによって、価格のばらつきがあります。

参考価格
  • 製造単価:1kgあたり2,000円~が一般的。既存製品のパッケージ替えであればさらに安く抑えられる。
  • 最低ロット:オリジナル製品の場合、100kg~受け付けているメーカーもあるが、一般的には500kg~が多い。

プロテインOEMメーカーの選定ポイント

プロテインOEMは、機能性・風味・見た目のバランスが求められるため、製造実績・成分提案力・対応形態の幅広さが選定基準になります。

希望するプロテイン原料を使った製造実績があるか

プロテインは原料によって、味・溶けやすさ・価格・ターゲット層が変わります。

ホエイ、ソイ、ピープロテインなど希望する原料の取り扱い実績があるメーカーなら、商品コンセプトに合った処方を相談しやすくなります。

粉末・バー・ドリンクなど希望する形態に対応しているか

プロテインOEMでは、粉末タイプだけでなく、バー・ドリンク・ゼリーなどさまざまな形態があります。

メーカーによって対応できる製造ラインが異なるため、希望する商品形態に対応しているかを事前に確認しましょう。

試作・小ロット製造が可能か

初めてプロテインOEMに取り組む場合、いきなり大量生産すると在庫リスクが高くなります。

試作や小ロット製造に対応しているメーカーなら、味やパッケージを確認しながら、無理のない規模で販売を始めやすくなります。

希望する味に対応可能か

プロテインは継続して飲んでもらえるかが成功のポイントです。そのため、味や飲みやすさがリピート率に影響します。

チョコレート、抹茶、フルーツ系などフレーバーの選択肢が多く、試作段階で味の調整に対応できるメーカーを選ぶと安心です。

プロテインOEMで失敗しないためのポイント

プロテインOEMでは、味や配合だけでなく、表示内容やロット数、開発方法まで事前に確認することが大切です。

準備が不十分なまま進めると、飲みにくい商品になったり、在庫や開発費が想定以上に膨らんだりする可能性があります。

ここでは、プロテインOEMで失敗を避けるために押さえておきたい4つのポイントを解説します。

ロット数と販売見込みを見極める

初回から大量に製造すると、売れ残りや賞味期限切れによる在庫リスクが高まります。販売計画に合ったロットを設定し、可能であれば小ロットから始めると安心です。

既存レシピを活用してコストを抑える

完全オリジナルの商品は、試作回数や原料調達、検査などの費用が高くなりやすいです。初期費用を抑えたい場合は、既存レシピやパッケージ替えOEMの活用も検討しましょう。

試作段階で味と溶けやすさを検証する

プロテインは、粉っぽさや溶け残り、沈殿などがユーザー満足度に影響します。量産前に試飲を行い、味だけでなく、水や牛乳への溶けやすさも確認しましょう。

パッケージ表示や成分の根拠を明確にする

栄養成分表示や機能性に関する表現は、根拠を確認したうえで記載する必要があります。法令に沿った表示になっているか、OEMメーカーや専門家に確認しましょう。

メーカーごとに「スポーツ向けに強い」「美容・健康食品に特化」など特徴があるため、自社商品との相性を見極めて選びましょう。

知らないと失敗する
OEMのポイントを解説

初めてのOEM、何から始めたらいいか迷っていませんか?

どのメーカーを選ぶかで、コストも品質も大きく変わります。初心者の方でも失敗しない、OEMの進め方やメーカー選びのポイントを分かりやすくまとめています。

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まとめ|プロテインOEMでブランド価値を高めよう

プロテインOEMは、自社ブランドを短期間で立ち上げたい企業や個人にとって、低リスクで高付加価値の商品を展開できる非常に有効な手段です。小ロット対応や試作支援が充実したメーカーを選べば、初めてでも安心して開発を進められます。

「こんなプロテインを作りたい」というイメージがある方は、まずは数社に相談して試作依頼をしてみましょう。OEMは、あなたのアイデアを商品という形にして、次のビジネスを切り拓く第一歩です。

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この記事を書いた人

食品OEM専門メディア「食品OEMの窓口」で、記事の企画・執筆を担当。
食品OEMの始め方やOEMメーカーの比較記事、メーカーへのインタビュー記事などを数多く手がけています。

専門性の高いテーマでも、はじめてOEMを検討する方が迷わず理解できるよう、具体的でわかりやすい表現を心がけています。

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