読み方
ぷらんとべーす
英語表記
Plant-Based
意味・解説
プラントベースとは、植物由来の原材料を中心とした食品やライフスタイルのことを指します。食の分野では、肉・魚・乳製品・卵などの動物性原料を使わず、豆類・穀物・野菜・果物・植物油などを主成分とした食品が該当します。
「ビーガン」と似ていますが、プラントベースは必ずしも宗教的・倫理的制約を伴わず、“植物性を主体とする”柔軟な考え方とされています。食品OEMの分野では、代替肉・植物性ミルク・グルテンフリー・環境配慮型製品の開発文脈でよく使われます。
主な用途
・代替肉・代替乳(プラントミルク)を使った食品のOEM開発
・動物性フリーを求める海外輸出商品対応
・ビーガン対応より柔軟な健康志向商品の設計
・企業のSDGs・エシカル対応商品ラインの構築
ポイント解説
・完全に動物性不使用ではない場合もある(ビーガンとの違いに注意)
・大豆ミート、アーモンドミルク、オートミルクなどが代表例
・プラントベース対応食品をOEM開発する際は、原料・表示・製造ラインの確認が必要
・健康・環境・トレンド志向にマッチするため、Z世代・海外市場での支持が強い
・パッケージや販促時には、「植物由来」「プラントベース」「100%プラント」などの表現整理が求められる
関連用語
・ビーガン
・ベジタリアン
・グルテンフリー
・サステナブル食品
・SDGs対応商品
豆知識
プラントベースという言葉は、2000年代以降にアメリカで健康志向の高まりとともに定着した概念で、現在では食品以外にもコスメ・ファッション・生活用品に広がっています。近年では動物性成分を避けたいが、柔軟に取り入れたい層(フレキシタリアン)にも受け入れられており、「ビーガンよりも間口が広い選択肢」としてグローバル市場で急成長しています。