読み方
えすでぃーじーず
英語表記
Sustainable Development Goals
意味・解説
SDGs（エスディージーズ）とは、「持続可能な開発目標」の略称で、2015年に国連で採択された2030年までに達成すべき17のグローバル目標を指します。
貧困や飢餓、教育、ジェンダー、気候変動、海洋保全、陸上資源など幅広い社会課題が対象で、企業においては環境配慮や社会貢献と経済活動の両立を目指す経営指針として活用されています。
食品OEMの現場でも、「フードロス削減」「規格外野菜の活用」「エシカル消費対応」「地産地消」など、SDGsに貢献する商品企画・製造」が増加傾向にあり、取引先からの評価やPR要素としても重視されています。
主な用途
・OEM製品開発における「環境配慮」や「地元支援」の方向性検討
・食品展示会・百貨店催事などでのサステナブルな価値訴求
・企業のCSR活動・ESG投資へのアピール材料
・規格外農産物や未利用資源を活用した商品開発・OEM製造
・インバウンドや海外バイヤー向けの商談資料・会社紹介資料に記載
ポイント解説
・食品OEMでは「目標12：つくる責任 つかう責任」や「目標13：気候変動に具体的な対策」などが特に関連性が高い
・製造工程や原材料選定をSDGs視点で可視化（トレーサビリティ）することが取引先の安心感に直結
・「SDGsに配慮したOEMメーカー」として打ち出すことで、大手企業や自治体案件との取引機会が増える可能性も
・食品ロス・エネルギー効率・リサイクル可能なパッケージの使用など、多方面からのアプローチが可能
・「SDGsを意識しています」という姿勢だけでは不十分で、具体的な取り組み・実績の提示が重要
関連用語
・エシカル消費
・フードロス
・サステナブル
・規格外野菜
・ESG／CSR
豆知識
SDGsは日本語で「持続可能な開発目標」と訳され、政府・自治体・大手企業・教育機関などあらゆるレベルでの取り組みが進んでいます。
食品分野では、「規格外野菜の乾燥加工」「食の多様性（ヴィーガン・ハラル）への対応」「ローカル農家との連携」などがSDGs貢献として評価される事例が多数。
OEM事業者も、商品スペックだけでなく“社会貢献”や“環境配慮”をセットで伝えることがブランド力向上に繋がります。