株式会社オキス
鹿児島県発の有機JAS認証の焼菓子・ふりかけのOEMを手がける
株式会社オキスは、鹿児島県鹿屋市を拠点に、野菜の生産から加工、販売までを手がける農業法人である。1976年に岡本産業として創業した事業を母体とし、2006年7月に農業法人株式会社オキスとして設立された。乾燥野菜、野菜パウダー、さつま芋ペースト・ダイス、野菜茶などの食品原料を供給するとともに、OEM製造を受託している。2026年7月にはうなぎ工場が竣工し、研究開発拠点のOKISU Lab.を開設した。自社ブランドとしては通販サイト「薩摩の恵」を運営している。
会社概要と拠点
| 会社名 | 株式会社オキス |
| 代表者 | 代表取締役 岡本 孝志 |
| 設立 | 2006年7月(農業法人株式会社オキスとして設立)。創業は1976年の岡本産業 |
| 本社 | 鹿児島県鹿屋市下高隈町5454-11 TEL 0994-45-2508/FAX 0994-31-2333 |
| 東京オフィス | 東京都中央区京橋2-7-8 FPG links KYOBASHI R802 |
| 鹿児島オフィス | 岡本産業鹿児島営業所/鹿児島県鹿児島市谷山港3丁目1-16 |
| 焙煎工場・第二工場 | 鹿児島県鹿屋市下高隈町5455-6 |
| 殺菌・パウダー工場 | 鹿児島県鹿屋市下高隈町5453-3 |
| 冷凍食品工場 | オオスミフレッシュファクトリー/鹿児島県鹿屋市下堀町9590-4 |
| 流通センター・第五工場 | 鹿児島県鹿屋市下高隈町5454-11 |
| 関連する事業所 | 株式会社VEGEKO(鹿児島県鹿屋市下高隈町5454-11)。2014年5月に設立され、会社概要では他の拠点と並べて記載されている |
原料供給とOEMで扱う加工
同社は、原料供給・加工・OEM製造を通じて食の可能性を広げるパートナーだと位置づけており、長年培った加工技術で食の安全を守りながら商品の魅力を高めるとしている。加工技術については、野菜を乾燥野菜や野菜パウダー、ペーストやダイスに加工して多様な用途に対応すると説明している。商品開発の面では、自社ブランド商品とOEM開発の両方を挙げている。
| 野菜パウダー | 専用のパンフレットを公開。殺菌・パウダー工場を保有 |
| 乾燥野菜 | 専用のパンフレットを公開 |
| さつま芋ペースト・さつま芋ダイス | 専用のパンフレットを公開。2009年に乾燥サツマイモダイスの量産化に成功 |
| 野菜茶 | 専用のパンフレットを公開。2010年にごぼう茶の生産を開始。焙煎工場を保有 |
| 冷凍食品工場 | オオスミフレッシュファクトリーを保有 |
| うなぎ | 2026年7月にうなぎ工場が竣工。通販サイトでは「鹿児島県産 鹿屋良鰻 国産うなぎ蒲焼き」を1〜4尾入りで展開している |
| 自社ブランド商品の例 | 熟成黒生姜パウダー、九州満菜雑穀、九州の隠れだしQ、ノウフクスナック |
事業の柱は「with FARM(契約農家との連携・栽培サポート・持続可能な農業)」「with TABLE(加工技術・品質管理・商品開発)」「with FUTURE(地域連携・研究開発・サステナビリティ)」の3つを掲げており、研究開発ではAIなどの最新技術を取り入れて新しい食材活用や商品アイデアを実現するとしている。行動指針はCS(お客様の満足)、SS(仕入先の満足)、ES(社員の満足)の3つ。通販サイト「薩摩の恵」では、だし・スープ、お芋(焼き芋・干し芋)、米・雑穀、スムージー、業務用といったカテゴリーを扱っている。
原料調達の面では、地元鹿児島を中心に信頼できる契約農家と協力して野菜を安定供給する体制を挙げ、高品質な農産物を育てるための技術やノウハウを提供する栽培サポートも行っているとしている。パンフレットは野菜パウダー、乾燥野菜、さつま芋ペースト・ダイス、野菜茶、会社案内の5種類を公開しており、OEM・試作の相談窓口が併設されている。最低ロット、価格、納期は公開されていないため、個別の問い合わせが前提となる。問い合わせは法人・個人の区分を選ぶフォームで受け付けており、返信には3営業日ほどかかると案内している。
認証の取得経緯
| ISO22000:2005 | 2017年11月に認証登録(第二工場、焙煎工場)。その後FSSC22000へ移行している |
| 有機JAS(有機農産物) | 2019年9月に認証を取得。対象は原木しいたけ。認証番号1162号 |
| FSSC22000 | 2022年3月にV5.1で認証登録、2025年3月にV6で認証登録 |
| JASオーガニック(有機加工) | 2022年11月に殺菌パウダー工場、2024年11月に第二工場・第三工場。認証番号SEZ-04112201 |
沿革
| 1976年(昭和51年) | 岡本産業として創業 |
| 1982年(昭和57年) | 有限会社岡本産業として法人設立 |
| 1989年(平成元年) | 有限会社おおのがら林業を設立 |
| 1997年(平成9年) | 大隅物流事業協同組合を7社で設立 |
| 1998年(平成10年) | 有限会社から株式会社岡本産業へ組織変更 |
| 2006年(平成18年) | 農業部門を新設。7月に農業法人株式会社オキスを設立 |
| 2007年(平成19年) | 大隅物流事業協同組合が農畜産物集出荷貯蔵施設を事業開始。農林水産省の広域連携アグリビジネスモデル事業の認定を受諾 |
| 2009年(平成21年) | 2月に経済産業省の農商工等連携事業計画に係る認定を受諾。乾燥サツマイモダイスの量産化に成功 |
| 2010年(平成22年) | ごぼう茶の生産を開始 |
| 2012年(平成24年) | 10月に農林水産省の6次産業総合化事業計画の認定を受諾。11月に焙煎工場が竣工 |
| 2013年(平成25年) | 7月に商品開発部を開設 |
| 2014年(平成26年) | 1月にインターネット事業部、2月に直販流通部を開設。5月に株式会社VEGEKOを設立。6月にNPO法人夢来郷たかくま(障がい者就労支援施設)を設立。7月にインターネット通販「薩摩の恵」を開始 |
| 2015年(平成27年) | 4月にかごっま屋台村へ「お野菜王国」をオープン。11月に新工場(第二工場)が竣工し、熟成黒野菜・パッキングと事務所機能の拠点に。シンガポールに拠点を設ける |
| 2016年(平成28年) | 2月に経済産業省の地域産業資源活用事業計画の認定を受諾 |
| 2019年(平成31年) | 4月に業務拡大に伴い新社屋が竣工 |
| 2020年(令和2年) | インド輸出事業を開始 |
| 2026年(令和8年) | 7月にうなぎ工場が竣工し、OKISU Lab.を開設 |
経営理念として「地球に優しい企業創り」を掲げ、ビジョンには「おばあちゃんの縁側文化の継承・発展」と「地域起点経営」を置いている。ミッションでは「地域資源のクリエイター」とともに、同業他社とは競争するのではなく共に手を携える「共創」による発展を是とする姿勢を示している。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、株式会社オキスの公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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