【2026年版】青汁OEMとは?費用・依頼の流れ・成功ポイントまとめ
健康志向の高まりにより、青汁は今もなお安定した市場を持つ人気ジャンルです。
その一方で、「初期投資を抑えてテスト販売したい」「差別化できる商品を作りたい」といった理由から、青汁をOEMで製造する需要が高まっています。
OEMを活用すれば、小ロット・短期間での市場投入も可能ですが、費用やロット、メーカー選びを正しく理解していないと、想定外のコストや品質トラブルにつながるリスクがあります。
本記事では、青汁OEMの基本から実務的な進め方、費用の目安、メーカー選びのポイントまでを網羅的に解説します。
青汁OEMを成功させたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
青汁OEMとは

OEMとは、自社で製造工場や設備を持たない企業が、商品の製造を専門工場に委託して自社ブランド商品を製造・販売する手法です。
青汁は競合他社製品が多いため、製品化の目的やOEM開発のメリット・デメリットをおさえたうえで、開発を進めましょう。
青汁OEMの商品設計と差別化について
青汁OEMでは、「なぜその商品を作るのか」という目的によって、配合や価格帯、販路が大きく変わります。目的が曖昧なまま開発を進めると、ターゲットに刺さらない商品になりやすいため、まずは自社の方向性を整理しましょう。
他社の事例を以下にまとめました。
・健康食品ブランドが「ファスティング向け青汁」を設計し、OEM先で乳酸菌やイヌリンを配合
・ベビー用品ブランドが「妊婦・授乳期向け青汁」として葉酸・鉄分配合のオリジナル青汁を展開
・自治体や農家が、自社の有機農産物を原料に「地産地消の青汁」を商品化

青汁は原料によっても差別化が可能です。原料の比較については以下の記事を参考にしてみてください。
青汁OEMのメリット
OEMの活用で、少ない初期投資でも本格的な青汁を展開できるのが最大の魅力です。
- 設備・人材が不要なため、事業参入のハードルが低い
- スティック充填やボトル詰めなど、幅広い包装形態に対応可能
- 配合成分、味、色、香りなどを自由にカスタマイズできる
- 小ロット対応も可能で、テストマーケティングにも最適
- 健康食品OEMに強いメーカーなら、GMP・ISO・HACCPなどの認証体制が整っている
青汁OEMのデメリット
一方、製造・品質が外部に依存するため、事前の確認や設計段階での詰めが重要です。
- 品質・味の再現性がメーカーの技術に依存する
- 納期や製造ロットに制約がある(特に繁忙期)
- 試作回数に応じて費用が発生する
- 価格交渉や仕様確定には時間がかかる場合がある
- 成分表示や機能性表示など、法的なチェックも必要
依頼の流れと費用の目安
青汁のOEM製造を進めるうえで重要なのが、「開発の流れ」と「費用の全体像」を把握することです。これらを事前に理解しておくことで、スムーズな商品開発と適切な予算設計が可能になります。
ここでは、青汁OEM製造の基本的な進め方と、発生する主な費用項目について解説します。
依頼の流れ|青汁OEMの全体像をつかむ
以下に、青汁OEMを進める際の基本的な流れをまとめます。
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| 商品企画 | ブランドコンセプト決定・原料選定・ターゲット設定 |
| OEMメーカー選定 | 実績・対応ジャンル・スティック充填の有無を確認 |
| 試作・調整 | 味、香り、溶けやすさなどを確認 |
| パッケージ設計 | パッケージの形状やデザイン、表示内容の確認 |
| 製造契約 | 数量・納期・価格などを取り決め |
| 製造・納品 | OEMメーカーで製造・納品 |
青汁のOEM製造にかかる費用
青汁のOEM製造費用は、メーカーによってばらつきがあるため、直接問い合わせをしましょう。
以下は一般的な青汁OEM製造で発生する費用項目です。
製造にかかる費用
- 試作費:試作品を作るための費用(回数によって変動)
- レシピ開発費:オリジナル配合を設計する費用
- 製造費:実際に商品を生産する費用
- 保管・配送費:保管や配送にかかる費用
見落としやすいコスト
製造費だけではなく、販促費用やパッケージのデザイン費用についても見落とさないようにしましょう。
- デザイン費 :5〜30万円。パッケージ・ラベル・ギフトカードなど
- ECモール手数料:Amazonは5〜15.4%、楽天はプランによって異なる
- 広告費:SNS広告やSEO対策にかかる費用
青汁OEMメーカー選定のポイント


青汁OEMを成功させるには、価格やロットだけでなく、「自社の目的に合うパートナー選び」が重要です。以下の項目を確認しながら比較検討しましょう。
青汁OEMメーカーの選び方
以下は青汁対応のOEMメーカーを選ぶ際のポイントになります。過去の実績やコミュニケーションの取り方から判断し、自社に最適なメーカーを選定しましょう。
- スティック充填ラインを持つか(ライン速度・対応サイズ)
- 機能性素材や健康成分に対する知見があるか
- 試作時の対応力(迅速性・提案力・再現性)
- GMP・HACCP・ISOなどの品質管理体制
- 原料持ち込みやOEMオリジナル素材の対応可否
- 海外対応(英文表示、輸出仕様)の柔軟性



最低でも2~3社と実際にやり取りし、納期やコミュニケーション体制、対応力を確認したうえでパートナーを決定しましょう。
失敗しないポイント
OEMで失敗しやすい落とし穴をまとめました。
※以下は一般的な失敗パターンをもとにした想定ケースです。
- 配合素材にこだわりすぎてコストが合わなくなる
- 試作回数が増えてスケジュールが押す
- スティック仕様のサイズ・素材にこだわりすぎて生産できない場合も
- 保存性や味の劣化を試験で確認せずに量産するリスク
- 表示内容や法規チェックを怠りトラブルになる
OEMメーカーの選定ポイントは分かったが、自分たちだけで判断するのは不安……。そんな方向けに、初心者向けOEMガイドを用意しています。
OEMのポイントを解説


初めてのOEM、何から始めたらいいか迷っていませんか?
どのメーカーを選ぶかで、コストも品質も大きく変わります。初心者の方でも失敗しない、OEMの進め方やメーカー選びのポイントを分かりやすくまとめています。
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青汁OEMメーカー3選
青汁のOEM製造において、特にスティック粉末やオリジナル配合に強みを持つ企業をご紹介します。
ケンプリア株式会社(兵庫県)
特徴: 大麦若葉エキス青汁のパイオニア。独自の製法で酵素を活かした青汁製品を提供。
- 対応内容:
- 大麦若葉エキスを使用した青汁のOEM製造
- 専用工場で、農薬を一切使用しない大麦若葉を使用
- GMP認定工場にて製造
- ハラール認証取得済
常若コンサルティング株式会社(広島県)
特徴: 小ロットから対応可能な柔軟なOEM体制。商品企画から製造まで一貫したサポートを提供。
- 対応内容:
- 青汁のOEM製造において、小ロットからの受注に対応
- 商品企画から試作、納品までトータルでのサポートを提供。
- 海外輸出製品にも対応
ザトーン株式会社(神奈川県)
特徴: 多様な原料と形状に対応した青汁OEM製造。タブレットやカプセル形状も可能。
対応内容:
- 大麦若葉、ケール、桑の葉、ゴーヤ、モリンガなど、多様な原料に対応
- 粉末、タブレット、ハードカプセルなど、さまざまな形状での製造が可能
- 「水溶性食物繊維」を強化するブレンドも可能
青汁OEMは「コンセプト設計×パートナー選び」で決まる
青汁OEMは、栄養ニーズが高まる中で非常に市場性の高いジャンルです。特に粉末スティック型は、物流・販促・日常使いのしやすさから、初めてのPB商品としても最適です。
ただし、成功のカギは「どんなコンセプトで」「誰と組むか」に尽きます。目的に合ったOEMメーカーと共に、まずは小ロット・試作から始め、ブランドに合った青汁商品を形にしていきましょう。
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