青汁の原材料5種を比較!OEM向け選び方|大麦若葉・ケール・明日葉・桑の葉・モリンガの違い
青汁のOEM開発をしたいけど、原材料選びに難航している……。
青汁の原材料は、商品の差別化を図るための大切な要素ですが、どれを基準に選べばいいか不安になりますよね。
また原料選びだけではなく、水に溶けやすい加工などの技術的な課題について検討する必要があります。
この記事では、青汁に使われる主要な原料5種類の特徴を解説し、粉末の加工方法・おすすめのOEMメーカーについてまとめました。
食品開発の担当者オリジナルの青汁を作りたいけれど、どの原材料を選べばいいのか分からない……。



青汁商品の企画・開発を検討している方、他社との差別化に悩んでいる方はぜひご覧ください。
青汁OEMメーカー ピックアップ3選
ケンプリア株式会社
- 大麦若葉青汁のパイオニア
- 50年以上の製造実績
- 吸収性がよく飲みやすい生絞り製法
九州薬品工業株式会社
- 九州産契約農家の国産原料使用
- 殺菌〜充填まで一貫製造
株式会社Agriture
- 小ロット対応
- 原料持ち込み可
- 明日葉・ケール・モリンガパウダー取り扱いあり
結論:青汁の原材料 メインは5種類


国内で販売されている青汁の原料は、大きく分けて大麦若葉・ケール・明日葉・桑の葉・モリンガの5種類です。それぞれに含まれる成分、味の傾向、向いている用途が異なります。
大麦若葉 — 青汁の定番
大麦若葉はイネ科の植物で、現在日本で最も多く青汁の原料に使われています。人気の理由は「苦味や青臭さが少なく飲みやすい」こと。抹茶に近い風味で、牛乳や豆乳に混ぜても違和感がありません。
栄養面では、ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンK、カルシウム・鉄・亜鉛などのミネラル、食物繊維がバランスよく含まれています。
特にSOD酵素(スーパーオキシドジスムターゼ)を含有している点で、活性酸素を分解する抗酸化作用が注目されています。
ケール — 緑黄色野菜の王様
ケールはアブラナ科の野菜で、栄養が豊富です。キャベツと比較すると、ビタミンCは約2倍、カルシウムは約5倍、βカロテンは約59倍含まれています。
苦味がありますが、牛乳や豆乳で割る方法や食事やデザートのレシピを提案することで、消費者も手に取りやすくなるでしょう。
明日葉 — カルコンを含む唯一の原料
明日葉(あしたば)はセリ科の多年草で、伊豆諸島や八丈島が主産地の日本原産の野菜です。
明日葉特有の成分「カルコン」は、ポリフェノールの一種で抗酸化作用や血流改善の効果があるといわれています。
栄養成分は100gあたりβカロテン5,300μg、ビタミンC 41mg、ビタミンK 500μg、カリウム540mg、食物繊維5.6gと、ビタミン・ミネラル・食物繊維が高いレベルでバランスよく含まれています。
桑の葉 — DNJが糖の吸収を抑える
桑の葉は古くから漢方や蚕の飼料として使われてきた植物です。1-デオキシノジリマイシン(DNJ)という成分が注目されており、食事に含まれる糖の吸収を穏やかにする作用があります。
ミネラルの含有量も高く、カルシウムは牛乳の約24倍、鉄分はほうれん草の約15倍というデータがあります。
モリンガ — 90種以上の栄養素を持つスーパーフード
モリンガはワサビノキ科の植物で、インドや東南アジアが原産地です。「奇跡の木(ミラクルツリー)」とも呼ばれ、たんぱく質・必須アミノ酸・食物繊維・ビタミン類など、90種類以上の栄養素を含有しています。



同じ青汁の原料でも特徴が異なりますね。



はい。どの原材料がターゲットにささるのか見極める必要があります。
目的別おすすめの青汁原材料


青汁は競合製品が多いため、商品企画の段階で商品の目的やターゲットを明確にすべきです。
ここでは、青汁原材料別におすすめの人をまとめました。
初めてで飲みやすさを重視したい場合は「大麦若葉」
青汁を飲んだことがない人や、過去に青汁の苦さで挫折した人には大麦若葉がよいでしょう。
抹茶に近い穏やかな味わいで、牛乳やヨーグルト、スムージーに混ぜても相性が良いため続けやすいです。
野菜不足を本格的に補いたい場合は「ケール」
緑黄色野菜の中でもトップクラスの栄養価のため、野菜不足を本格的に補いたい人に向いています。
血糖値ケアが目的の場合は「桑の葉」
どの原材料にも食後の血糖値上昇を抑える効果を期待できますが、DNJを含む桑の葉を使用した青汁は、特に差別化しやすい傾向にあります。
美容・むくみ対策は「明日葉」
明日葉に含まれるカルコンには血流改善やリンパの流れを促進する作用が研究されており、むくみに効果があるといわれています。
無農薬といった付加価値をつけた商品も多く、健康を気にする女性へ訴求しやすいでしょう。
健康意識の高い層へのアプローチは「モリンガ」
青汁原料としてはまだ新しい存在ですが、タンパク質含有量が高く(粉末100gあたり約22.6g)、アミノ酸スコアも高いため健康意識の高い層やスーパーフードに関心のある層へのアプローチに適した原料です。
加工方法や産地による差別化
青汁の商品開発時には原材料の選定だけでなく、水に溶けやすいか、栄養素が残るかといった技術的な課題をクリアする必要があります。
製法によってメリット・デメリットが異なるため、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
スプレードライ・フリーズドライ・粉砕末の違い
| 製法 | 加工方法 | 特徴 |
|---|---|---|
| スプレードライ(噴霧乾燥) | 液体に低温の風をあてて瞬間乾燥 | 水に溶けやすく、栄養素が残りやすい |
| フリーズドライ(凍結乾燥) | 凍結した状態で真空乾燥 | 栄養素・風味・色が残りやすい |
| 粉砕末(微粉砕) | 乾燥させた葉を細かく砕く | 食物繊維をそのまま摂取できる 水に溶けにくく喉ごしがざらつく場合がある |
OEMメーカーによって独自の超微粉砕製法が使われることがあります。
産地・栽培方法による品質差
同じ原料でも、産地と栽培方法によって品質に差が出ます。「○○産」「国産有機栽培」「無農薬栽培」と訴求することで、原料の安全性と栄養価の両面で差別化できます。
大麦若葉は九州(大分・熊本・宮崎)が主要産地で、温暖な気候と火山灰土壌が栄養価の高い葉を育てます。ケールは国内では長野県や北海道での栽培が盛んです。明日葉は八丈島や伊豆諸島が伝統的な産地ですが、最近は本州各地でも栽培が広がっています。
OEMのポイントを解説


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どのメーカーを選ぶかで、コストも品質も大きく変わります。初心者の方でも失敗しない、OEMの進め方やメーカー選びのポイントを分かりやすくまとめています。
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原料+αで差がつく青汁の配合
最近の青汁市場では、原料単体の訴求だけでなく、別素材や機能性成分を組み合わせて差別化する商品が増えています。
フルーツ青汁 — 飲みやすさの掛け合わせ
大麦若葉やケールにマンゴー・バナナ・アサイーなどのフルーツ果汁を加えた「フルーツ青汁」は、青汁の苦味に抵抗がある子供や女性層に支持されています。
人気のカテゴリのため、子供や時間がないママ向け、働く女性向けなどターゲットが細分化されており、特定のユーザーにささる商品設計が大切になってきます。
乳酸菌・食物繊維配合 — 腸活ニーズへの対応
腸内環境への関心の高まりから、乳酸菌やビフィズス菌、オリゴ糖、難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)を配合した青汁が増えています。
青汁の原料自体が食物繊維を豊富に含んでいるため、乳酸菌と相性が良く、「1杯で腸活もできる青汁」として価値を訴求しやすいです。
プロテイン青汁 — タンパク質補給との両立
青汁にホエイプロテインや大豆プロテインを配合した「プロテイン青汁」も登場しています。筋トレやダイエット中の人が野菜の栄養とタンパク質を一度に摂れる設計で、忙しいビジネスパーソンの朝食代替としても訴求されています。
青汁OEMメーカー ピックアップ3選
青汁OEM市場は競争が激しいため、原料の品質・産地・製法での差別化が重要です。
食品OEMの窓口に掲載されている青汁・野菜パウダー対応メーカーを紹介します。
ケンプリア株式会社
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 取り扱い原材料 | 大麦若葉・明日葉・ケール・モリンガ等多数 |
| 最小ロット | 要問い合わせ |
| 対応内容 | 原料選定・企画提案・受託製造加工・品質管理 |
大麦若葉青汁のパイオニア企業による健康食品OEM
ケンプリア株式会社は、1968年創立の健康食品OEMメーカーです。
大麦若葉青汁のパイオニア企業として、50年以上にわたり健康食品製造の実績を積み重ねています。
大麦若葉エキスを使用した青汁OEMのほか、天然由来原料を活用した健康食品の受託製造にも対応しています。
特徴
- 大麦若葉青汁のパイオニア企業
- 原料選定から受託製造加工まで対応
- 素材の生産から品質管理まで一括管理
九州薬品工業株式会社
| 初期費用 | 要問い合わせ |
| 取り扱い原材料 | 大麦若葉・ケール・明日葉・ゴーヤ 詳細は問い合わせ |
| 最小ロット | 要問い合わせ |
| 対応内容 | 要問い合わせ |
九州産原料を活用した青汁・健康食品OEM
九州薬品工業株式会社は、青汁を中心とした健康食品OEMに対応する製造メーカーです。
九州各地の契約農家から調達した大麦若葉・ケール・ゴーヤなどの国産原料を使用し、青汁や健康関連食品の製造を行っています。
原料の殺菌・粉砕から、最終製品のスティック充填まで自社工場で一貫対応できるため、品質管理を重視した青汁OEMを検討している企業に向いています。
特徴
- 青汁・健康食品OEMに強い
- 九州産・国産原料を活用できる
- 原料加工から充填まで一貫対応
株式会社Agriture


| 初期費用 | 問い合わせ |
| 取り扱い原材料 | 明日葉・モリンガ・ケール |
| 最小ロット | 原料卸の場合100g~ |
| 対応内容 | 原料選定・受託製造加工・品質管理 |
国産乾燥野菜・ドライフルーツの小ロットOEMに対応
株式会社Agritureは、国産野菜や果物の受託加工を行うメーカーです。
乾燥野菜・パウダーのOEMでは、カットサイズや形状のカスタマイズ、原料持ち込み加工、オリジナルパッケージへの小袋充填にも対応しています。
青汁に使用可能な明日葉・ケール・モリンガパウダーの取り扱いがあります。
特徴
- 小ロット対応
- 原料持ち込み可
- 明日葉・ケール・モリンガパウダー取り扱いあり
OEMのポイントを解説


初めてのOEM、何から始めたらいいか迷っていませんか?
どのメーカーを選ぶかで、コストも品質も大きく変わります。初心者の方でも失敗しない、OEMの進め方やメーカー選びのポイントを分かりやすくまとめています。
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まとめ
青汁の原料選びは「何を目的に飲むか」で決まります。野菜不足の解消ならケール、血糖値ケアなら桑の葉、美容・むくみ対策なら明日葉、栄養素の総合力を重視するならモリンガが候補になります。
原料だけでなく、粉末加工の製法(スプレードライ・フリーズドライ・粉砕末)や産地・栽培方法まで確認することで、自社に合った青汁を見つけやすくなります。
すでに競合他社が多い、青汁市場ですが、原材料や加工方法の違いを理解し、手戻りのないOEM開発を進めていきましょう。
よくある質問
Q1. 粉末以外にどのような形状がありますか?
携帯に便利なカプセルや錠剤(打錠)、ドリンクタイプ)など、粉末以外にもさまざまな形状があります。
ターゲットに合わせて、形状を選択しましょう。
Q2. 粉末タイプと冷凍タイプ、どちらがいい?
粉末タイプは持ち運びやすく、保存期間が長いのがメリットです。冷凍タイプは生の葉を搾汁してそのまま凍結するため、栄養素の損失が少ないですが、保管スペースと解凍の手間がかかります。
毎日の習慣として続けるなら粉末タイプ、栄養素の鮮度にこだわるなら冷凍タイプを検討してください。



