太田油脂株式会社
愛知県発の有機JAS認証のオリーブオイルのOEMを手がける
太田油脂株式会社は、愛知県岡崎市に本社と岡崎工場を置く植物油脂メーカーである。創業は明治35年(1902年)で、愛知県岡崎に「盛産社」として始まった。昭和12年(1937年)に「太田製油所」へ改称して搾油を開始し、昭和22年(1947年)に「太田油脂工業株式会社」が発足、昭和44年(1969年)に現社名の太田油脂株式会社へ改称している。会社概要上の創業は明治35年4月、会社設立は昭和22年4月とされている。えごまオイルやなたね油などの植物油脂の製造・販売を主力とし、圧力だけで搾る圧搾製法を続けてきたと説明している。油脂製品の受託製造(OEM・ODM)事業を独立した事業として掲げており、「変わった原料や新しい素材で油脂業界に参入したい」「自社商品で使用する特別な油脂製品を作りたい」という要望に対応するとしている。
会社概要
| 会社名 | 太田油脂株式会社 |
| 代表取締役社長 | 太田 健介 |
| 創業 | 明治35年4月 |
| 会社設立 | 昭和22年4月 |
| 資本金 | 45,000,000円 |
| 年商 | 132億円(2026年3月期) |
| 社員数 | 男性101名/女性183名/計284名 |
| 主な取引先 | 株式会社J-オイルミルズ、味の素株式会社、三井物産株式会社 |
| 本社 | 〒444-0825 愛知県岡崎市福岡町字下荒追28(TEL 0564-51-9521/FAX 0564-54-3037) |
| 受託の問い合わせ | TEL 0564-51-9521(平日 9:00〜17:00/受託担当まで) |
| 公式サイト | https://ota-oil.co.jp |
拠点と敷地規模
| 本社・岡崎工場 | 愛知県岡崎市福岡町字下荒追28/敷地24,000㎡・建物11,700㎡ |
| 名南工場 | 〒478-0046 愛知県知多市北浜町24番地24(TEL 0562-55-6810)/敷地10,000㎡・建物2,500㎡ |
| 茨城工場 | 〒315-0073 茨城県かすみがうら市西野寺760番地(TEL 0299-22-5121)/敷地3,200㎡・建物1,400㎡ |
| 東京支店 | 〒103-0022 東京都中央区日本橋室町4-2-17 DKサンビル5F(TEL 03-3516-6623) |
| サテライトラボ東京 | 〒212-0032 神奈川県川崎市幸区新川崎7-7 AIRBIC A-19 |
取得している認証
| JAS認定工場 | 岡崎工場が農林水産省の登録認定機関から認定。農林物資の種類は「食用植物油脂」(公益財団法人日本油脂検査協会)と「マーガリン類及びショートニング」(公益財団法人日本食品油脂検査協会) |
| 有機JAS小分け | 有機JAS小分け業者の認定工場。認定番号 HWJP 1424-01(ビューローベリタス) |
| ISO22000 | 食品安全マネジメントシステムの国際規格として取得 |
| ISO22301 | 事業継続マネジメントシステムの国際規格。認証範囲は全社 |
| その他 | プライバシーマーク、女性活躍推進認定「えるぼし」を取得。愛知ブランド企業認定(認定番号133号、2005年1月31日〜2029年3月31日)、エコユニットNo.08010043(太田油脂地域資源循環チーム) |
受託製造で扱える原料
同社は、チアシードなどの特殊なものから汎用性のある菜種、自社製品の代表であるえごままで幅広い素材を扱うとしている。公開されている素材は以下のとおり。焙煎油や精製油を用意している素材には注記がある。
| 取り扱い素材 | えごま、チアシード(精製油あり)、アーモンド(焙煎油あり)、菜種(焙煎油あり)、コーン(焙煎油あり)、大豆、月見草、ゴマ(焙煎油あり)、アマニ、茶実、落花生(焙煎油あり)、マカダミアナッツ、パンプキン、パーム、オリーブ、モリンガ、ひまわり |
| 想定用途 | 揚げ物(フライ)、離型(炒め・型離れ)、コーティング(炊飯用途など)、調味・味付け、生地への練りこみ、健康食品・化粧品・石鹸・洗剤など |
対応できる包装形態
| 小容量・軟包装 | 小袋、製袋、スタンドパウチ、デラミ |
| 容器 | ビン、ペットボトル |
| 業務用・大容量 | BIB(バックインボックス)、一斗缶、ドラム缶 |
受託で相談できる内容
業務用製品・受託製造品の問い合わせページでは、想定される相談内容として次の3点を挙げている。
| 搾油 | 有機溶剤を使わずに油を搾りたい |
| 包装 | 自社のオリジナルオイルをつくってほしい |
| 風味 | こんな風味の油をつくってほしい |
問い合わせフォームの選択肢は「包装について」「搾油について」「風味油(オイリーシーズニング)について」「太田油脂の製品を取り扱いたい(家庭用/業務用)」「その他」で構成されている。業務用製品としては、特殊油脂、オイリーシーズニング、飼料、匠の塗油、灯明油を挙げている。なお同社の業務内容には、油脂の製造・加工・販売のほか、マーガリン及びショートニング類の製造並びに販売、食品添加物の製造並びに販売、包装並びに包装に附帯する一切の業務、調味料製品等の製造並びに販売などが含まれる。
受託の進め方
同社は受託の流れを4ステップで案内している。STEP-1で油脂製品に関する要望を聞き取り、STEP-2で市場ニーズや要望に沿った油脂素材を提案、STEP-3で包装形態を決め、STEP-4で自社の品質管理体制のもとに一貫製造する構成である。最終工程となる包装工場は入室から管理し、従業員への衛生教育を行うとしている。生産時には機器分析による品質検査を実施して製品の安全を確認するという説明である。
最低ロットや価格帯は公表されていない。なお同社は、油を搾ったあとの油かすを肥料として使い、その肥料で育てた植物から再び油を搾る取り組みや、使用済み食用油のバイオディーゼル燃料への再利用にも触れている。
資本関係とグループ会社
同社の沿革には、昭和37年(1962年)に味の素株式会社の関連会社になったこと、平成16年(2004年)に株式会社J-オイルミルズの関連会社としてグリーン事業を分社化し新会社・株式会社JOYアグリスを設立したことが記されている。主な取引先としてもJ-オイルミルズ、味の素、三井物産の3社が挙げられている。
グループ会社のうち、食品や健康商品・飲料のOEMを専門とする会社として、平成30年(2018年)に子会社化したエスエスフード株式会社(愛知県岡崎市岡町字下野川2番地6)がある。このほか海藻を扱う株式会社シーウィード・ジャパン、韓国でひじきの加工工場を稼働する韓国太田食品株式会社、油糧種子の産地である中国で油脂の現地生産を行う樺南県広森農産品加工有限公司などをグループに持つ。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、太田油脂株式会社の公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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