健食原料・OEM展2026が4月16-17日に東京国際フォーラムで開催——ビタミン・プロバイオティクス・植物エキスが集結

この記事の要約
2026年4月16日・17日、東京国際フォーラムで「健食原料・OEM展2026」が開催されます。ビタミン・ミネラル原料、プロバイオティクス、植物エキス・ハーブ素材、受託製造・OEM加工、包材・充填・品質管理など健康食品開発に必要な原料が集結。機能性表示食品の届出サポート事業者も参加し、OEM担当者の原料調達パートナー探索に有効な商談機会となります。

2026年4月16日(木)・17日(金)の2日間、東京国際フォーラム(東京都千代田区)にて健食原料・OEM展2026(Healthy Food Ingredients / OEM Exhibition 2026)が開催される。健康食品業界における原料供給・受託加工を専門とする業界向けイベントとして注目を集めており、食品技術・製品開発・OEM製造・包材・品質管理に携わる専門家が一堂に集う場となる。

目次

展示内容:ビタミン・プロバイオティクス・植物エキスが集結

本展では、健康食品開発に欠かせない多様な原料・素材が一覧できる。主な展示カテゴリは以下のとおりだ。

  • ビタミン・ミネラル原料:各種ビタミン類(C・D・B群・E等)、カルシウム・鉄・亜鉛といったミネラル素材の供給メーカーが出展。サプリメントや機能性表示食品向けの精製グレードから食品添加用グレードまで幅広いラインナップが展示される。
  • プロバイオティクス・バイオティクス:乳酸菌・ビフィズス菌をはじめとする腸活素材の最新品種や、プレバイオティクス・ポストバイオティクスなど複合的な腸内環境アプローチの原料も揃う。発酵×腸活の複合設計がOEM開発の新潮流となっている昨今、商談機会として特に注目される分野だ。
  • 植物エキス・ハーブ素材:ショウガ・ウコン・高麗人参・アシュワガンダといったアダプトゲン系素材から、ポリフェノール・カロテノイド系の機能性エキスまで、国内外のサプライヤーが出展を予定している。
  • 受託製造・OEM加工:カプセル・錠剤・粉末・ゼリー・グミなど各種剤形に対応した受託製造企業が集結。小ロット対応や機能性表示食品の届出サポートを行う事業者も多数参加する。
  • 包材・充填・品質管理:健康食品専用パッケージや異物検査装置、GMPに準拠した品質管理ソリューションを提供するサプライヤーも出展し、製品化から流通までの一貫支援が可能なゾーンが設けられる。

会期中は技術セミナーや専門家によるプレゼンテーションも実施され、最新の原料トレンドや規制動向、機能性表示食品の届出事例など、OEM開発の実務に直結する情報収集の場としても機能する。バイヤーとサプライヤーが直接商談できる環境が整備されており、出展社との個別ミーティングも設定可能だ。

業界背景:健康食品市場の拡大とOEM需要の高まり

日本国内の健康食品市場は、高齢化の進展や健康意識の高まりを背景に拡大基調を続けている。機能性表示食品制度の普及により、科学的根拠に基づいた素材訴求がより重視されるようになり、原料選定の重要性が増している。

一方、原材料コスト面では厳しい状況も続く。農水省が輸入小麦の政府売渡価格を4月から2.5%引き上げたことに象徴されるように、食品全般でコスト上昇圧力が続いており、健康食品分野においても原料調達コストの最適化が課題となっている。

また、食料システム法が2026年4月1日に全面施行されたことで、サプライチェーン全体の持続可能性への要請も高まっており、健康食品原料においても産地・製法の透明性や安定供給体制の整備が求められる時代となっている。こうした背景のもと、信頼できる原料サプライヤーと直接商談できる本展の意義は大きい。

OEM担当者へのポイント

新製品開発を検討しているOEM担当者にとって、本展は原料調達・受託製造パートナーの探索を一度に行える貴重な機会だ。事前に自社の開発テーマや必要な剤形・ロット規模を整理したうえで来場すると、商談の質が高まる。セミナー参加も踏まえたスケジュールの確認を推奨する。

詳細・来場登録は公式サイト(https://www.healthfoodexpo.jp/eng/)を参照のこと。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

小島怜のアバター 小島怜 株式会社Agriture

株式会社Agriture CEO/食品OEMコンシェルジュ 乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業を手がける株式会社AgritureのCEO。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

目次