有限会社二反田醤油店中津工場
有限会社二反田醤油店中津工場は、大分県中津市で醤油・味噌を醸造する蔵元である。大正8年(1919年)に二反田次男氏が醤油製造販売を開業したことに始まり、現在は四代目が家業を継いでいる。「蔵工房 二反田醤油店」の屋号で、天然醸造の醤油をベースにドレッシング、たれ、つゆ、ぽん酢、ソースといった調味料まで自社で製造・販売しているのが特徴である。
会社概要
| 会社名 | 有限会社二反田醤油店中津工場 |
| 代表取締役 | 二反田新一 |
| 所在地 | 〒871-0027 大分県中津市上宮永3丁目955-1 |
| 電話・FAX | TEL 0979-22-2354/FAX 0979-22-1420 |
| 創業 | 大正8年 |
| 会社設立 | 昭和35年4月2日 |
| 資本金 | 4,000,000円 |
| 従業員 | 8名 |
| 事業内容 | 醤油味噌製造販売、健康飲料製造販売、各種調味料販売 |
| 年間生産量 | 味噌 約30t(醤油についても記載があるが、公式サイト上で単位表記が欠落している) |
| 主要取引先 | 一般消費者直売(約2,500世帯) |
| 主要仕入先 | 大分県味噌醤油工業共同組合(大豆、小麦等原料)、株式会社鶴屋 |
| 取引銀行 | 大分みらい信用金庫中津中央支店 |
| 受付時間 | 8:30~17:00(定休日:日祝) |
なお、会社概要ページの設立年月日は昭和35年4月2日と記載されているのに対し、同じページの沿革には「昭和33年 二反田次郎 有限会社二反田醤油店中津工場設立」とあり、両者で年が食い違っている。取引の際は登記上の設立年を確認しておきたい。
沿革
| 大正8年 | 二反田次男氏が醤油製造販売を開業 |
| 昭和33年 | 二反田次郎氏が有限会社二反田醤油店中津工場を設立(沿革欄の記載) |
| 平成5年 | 二反田新一氏が代表取締役に就任 |
製造の考え方
公式サイトでは、自社の特徴を7項目に整理して公開している。要点は、四季の寒暖を利用した天然醸造を続けていること、耶馬渓山国川の伏流水が流れ込む土地の水を使っていること、そして製造設備を更新せずに使い続けていることの3点に集約される。「100年を超え四代目が60年前の蔵の製造設備を使って昔変わらずの製法を守っていきます。新しい機械に変えるのではなく、昔の設備を大事に使い変わらない味を伝え続けます」と記載されており、設備更新による効率化とは逆の方向を選んでいることが明示されている。
瓶詰めとラベル貼りも手作業で行っているとされ、会社概要では「もろみを約二年間かけて発酵・熟成させる」方法で醤油醸造を営んできたと説明されている。商品によって熟成期間は異なり、看板商品の「三年完熟醤油」については、仕込みが年に一度・春だけであること、炒った小麦と蒸した大豆に種麹を合わせて室で4日かけて醤油麹をつくり、塩水と混ぜてタンクに仕込んだうえで足かけ3年かけて発酵熟成させることが公開されている。「最低でも、ふた夏越させることが重要で、それより短いと味と香りに深みが足りないし、反対に長くなると色も濃くなり癖の強い醤油になってしまいます」として、熟成期間を延ばせばよいという考え方を取っていない点も述べられている。
取り扱い品目
醤油単体ではなく、醤油を原料とした加工品まで商品群が広がっている。調味料の受託を検討する場合、どの品目に近い設備・レシピを持っているかを測る手がかりになる。
| カテゴリ | 品目 |
| 醤油 | 二反田醤油Classic、三年完熟醤油、スリムボトル醤油(雲丹醤油・にんにく醤油など)、醤油加工品 |
| スイーツ醤油 | バニラ醤油、みたらし醤油、抹茶みたらし醤油(いずれも280g) |
| 味噌 | 蔵づくり長期熟成味噌、田舎づくり味噌 |
| ソース・たれ | 産直素材万能ソース、からあげソース、中津からあげ もり山、チキン南蛮ソース |
| ドレッシング | 黒酢たまねぎドレッシング、柚子胡椒ドレッシング、大分のバジルドレッシングなど(200ml) |
| ふるさとの味 | 液体柚子胡椒、椎茸のからし漬け、にんにく味噌、もろみ(醤油の実)、くぼて漬け、かぼす果汁 |
| 飲料 | 飲む黒酢、かぼす村から |
| その他 | 日本のだし、醤スイーツ、蔵工房麺、ギフトセット |
スイーツ醤油は、自社の三年完熟醤油をベースにアイスクリームや焼き菓子向けに開発された醤油加工品で、品名は「醤油加工品」、賞味期限は製造日から1年、保存方法は直射日光を避けて常温と表示されている。ゆず・かぼす・にんにくなど地域の産直素材を醤油と組み合わせる設計が、商品群全体に共通している。
OEM・受託に関する公開情報
| 確認項目 | 公開情報での状況 |
| OEM受託の明示 | 公式サイトにOEM・受託製造の専用ページはない。受託の可否は個別問い合わせが必要 |
| 最小ロット・価格 | 非公開 |
| 対応できる形態 | 自社商品として醤油、味噌、ドレッシング、ソース、醤油加工品、飲料を製造。液体調味料の瓶詰めが中心 |
| 生産規模 | 従業員8名、味噌の年間生産量は約30t。主要販路は一般消費者への直売(約2,500世帯) |
| 製造方式 | 天然醸造・手作業中心。瓶詰めとラベル貼りも手作業と記載 |
| 原料調達 | 大豆・小麦等の原料は大分県味噌醤油工業共同組合から |
主たる販路が一般消費者への直売である小規模の蔵元で、生産は天然醸造と手作業を前提としている。大量生産を前提とした受託には向かないが、九州の甘口醤油をベースにした調味料や、地域素材を使った少量の商品開発を相談する相手としては現実的な候補になる。三年完熟醤油の仕込みが年に一度・春に限られることからも、仕込みのタイミングを含めた納期の相談は早めに行うのが前提になる。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、有限会社二反田醤油店中津工場の公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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