有限会社重久盛一酢醸造場
鹿児島県発の発酵技術を活かす黒酢・果実酢のOEMを手がける
有限会社重久盛一酢醸造場は、鹿児島県霧島市福山町で黒酢を中心とした食酢を製造・販売する醸造元である。創業は1805年、法人としての会社設立は昭和58年1月5日。屋号は「重久本舗」「まるしげ」。江戸時代から続く甕壺露天醸造法(かめつぼろてんじょうぞうほう)で黒酢を醸造しており、自社ブランドの製造販売に加えて小売用・業務用のOEM受託製造を行っており、飲食店、ホテル、食品メーカー、化粧品メーカー、飲料メーカーなどへの卸も手がけている。
会社概要
| 社名 | 有限会社重久盛一酢醸造場 |
| 屋号 | 重久本舗、まるしげ |
| 会社設立 | 昭和58年1月5日(創業1805年) |
| 連絡先 | TEL 0995-55-2441/FAX 0995-55-2315 |
| 代表者 | 代表取締役 重久 雅志 |
| 住所 | 鹿児島県霧島市福山町福山2246番地1 |
| 資本金 | 500万円 |
| 業務内容 | 黒酢、旨だし酢極、フルーツ酢(ざくろ酢、ミガキイチゴ・ビネガー、シャインマスカット酢、ぶどう酢等)、ハーブ酢(神の恵み、田七人参酢、黒生姜酢等)、カカオ酢、合わせ酢などの食酢製造業と販売 |
| 営業時間 | 8:00〜17:00。土日祝日、お盆、年末年始休み |
| 取引銀行 | 鹿児島銀行国分支店、鹿児島信用金庫国分支店、南日本銀行国分支店 |
| アクセス | 鹿児島空港から車で約30分、鹿児島中央駅から車で約1時間 |
OEMの受託条件
| 最低ロット | 製造タンク容量250Lが最低ロット |
| 経済ロット | 500L〜3,000L |
| 小売向けの容量 | 200ml、300ml、500ml、900ml |
| 業務用の容量 | 1000ml、1800ml、18kg |
| 容器 | 同社にあるものは提供。ない容器は依頼側で準備するか、同社で用意できる場合は用意する |
| ラベル・化粧箱・外箱 | 依頼側の支給 |
| 試作 | 概算見積りに納得した場合に実施。原則として有料(容量・数量等を考慮) |
| 納品 | 原則として納品箇所は1か所 |
受託実績のある品目
| 小売向け/漢方酢 | 紫蘇酢、田七人参酢、うこぎ酢、日本山人参酢、黒生姜酢など |
| 小売向け/フルーツ酢・フルーツ酢飲料 | りんご酢、ブルーベリー酢、ざくろ酢、ぶどう酢、いちご酢、梅酢、トマト酢など |
| 小売向け/黒酢 | 1年熟成黒酢、3年熟成黒酢など |
| 小売向け/だし酢・調味酢 | 鰹節発酵酢、混合節発酵酢など |
| 小売向け/ぽん酢 | 黒酢ぽん酢、ゆずぽん酢 |
| 小売向け/その他 | その他の醸造酢、調味酢など |
| 業務用 | フルーツ酢飲料(りんご酢、ぶどう酢、ざくろ酢、いちご酢等)、黒酢(1年熟成黒酢)、黒酢飲料、黒酢ぽんず、ゆずぽん酢、醸造酢、調味酢など |
| 業務用の原料素材 | 米黒酢濃縮もろみ粉末1kg、米黒酢濃縮粉末1kg、業務用星の砂塩1kg。希釈用原液は瀬戸内レモン酢(6倍希釈用1,000ml)、カカオ酢(2〜5倍希釈用1,000ml)、ぶしゅかん酢(2〜5倍希釈用1,000ml)、ざくろ酢&いちご酢・ぶどう酢・シャインマスカット酢(いずれも6倍希釈用1,000ml) |
| 特定保健用食品 | 「黒酢入りおなかの調子を整えるお酢 げんきっす」(900ml)を扱っている |
取引の流れ
| 1. 問い合わせ | 構想、数量、コスト、内容量などの基本的な要望を確認。電話(0995-55-2441)またはメールで受付 |
| 2. 原料の打ち合わせ | 具体的な原料や商品形状について打ち合わせ |
| 3. 製品の形態の打ち合わせ | 容器、ラベル、化粧箱等について打ち合わせ |
| 4. 試作品製造 | 概算見積りに納得した場合に試作(原則有料) |
| 5. 正式な見積り | 原料と形態の要望をもとに正式見積りを提示 |
| 6. 最終打ち合わせ | 商品の納期、支払いサイトなどを確定 |
| 7. 受注・資材支給・製品製造 | 発注書に基づき資材を発注し、資材到着後に製造 |
| 8. 納品 | 完成次第、指定箇所へ納品 |
製法と原料
地元の霧島市福山町では黒酢を「アマン」と呼び、「アマン壺」と呼ばれる甕壺に蒸玄米、下麹(米麹)、地下水を入れ、最後に上麹(米麹)を振って仕込む。仕込み後は1年以上をかけて自然発酵させる。この間、甕壺を1つずつ定期的に開けて発酵の状態を確認し、攪拌棒でかき混ぜて空気を取り入れる作業を行う。3年熟成黒酢や10年熟成黒酢といったビンテージ品は、小甕で1年程度発酵熟成させたあと、独自の「大甕熟成法」で大甕に移して熟成させる方式をとっている。
| 玄米 | 一等級の良質な玄米を使用。産地は地元鹿児島県産。自然災害等により他の九州産を仕入れる場合もあるとしている |
| 玄米の使用量 | JAS規定では1,000mlあたり180g以上。同社は約2倍の330g〜360g/1,000mlを使用 |
| 麹 | 自社の製麹機で自社製米麹(黄麹)を製造。下麹(3〜4日寝かせ、水分を含み発酵を促進)と上麹(7〜8日寝かせ、ほぼ乾燥し雑菌の侵入を防ぐ蓋の役割)の2種類を使う |
| 水 | 敷地内で約100メートルからくみ上げた地下水を使用 |
| 熟成期間 | 屋外に甕壺を置く製法で、1年以上発酵熟成させる。同社では1年から2年熟成のものが最も多い |
沿革
| 昭和33年 | 重久盛一商店設立 |
| 昭和39年 | 国税局加治木税務署もろみ製造免許29間第153号として認可 |
| 昭和47年 | 鹿児島国体にて天皇・皇后両陛下行幸啓の折、同社の黒酢を天覧目録12番として出品 |
| 昭和58年 | 有限会社重久盛一酢醸造場を設立。もろみ製造免許28間第164号として認可 |
| 平成5年 | JAS認定工場を取得 |
| 平成13年 | 「まるしげ」(マーク)を商標登録 |
| 平成27年 | 鹿児島の壺造り黒酢がGI(地理的表示)の第7号として認可 |
| 令和元年 | 枕崎産の鰹節を自社産米麹で発酵させた「甕発酵鰹だし酢」を販売。甕発酵だし酢が鹿児島県特産品協会理事長賞を受賞 |
| 令和2年 | かつお節発酵酢およびその製造方法で特許を取得(特許第6784359号)。商品名「旨だし酢極」として販売 |
| 令和3年 | 販売サイト「重久本舗」をリニューアル。石井食品株式会社とのタイアップで「黒酢の肉団子」を販売 |
| 令和4年 | シャインマスカットの発酵酢を使った「シャインマスカットの贈り物」、「黒酢ぽんず」、「黒生姜甕酢」を販売。日本テレビ「満天青空レストラン」で「旨だし酢極」「ミガキイチゴビネガー」が紹介される |
| 令和5年 | 黒酢の原液を粉末にした「MAGIC VINEGAR PLUS」を販売 |
| 令和6年 | 甕壺の黒酢(液体・もろみ)を丸ごと粉末にした「黒酢濃縮もろみ粉末」を販売 |
| 令和7年 | 鹿児島県産さつまいもと黒酢濃縮粉末を使った「さつまいもチップ酢」、「にんにく黒酢」、おいしいくろず(シークワーサー、ゆず、完熟りんご、ブルーベリー、たんかん)を販売 |
| 令和8年 | 鹿児島県与論島の塩「星の砂塩」、黒酢塩トマト、黒酢炊き黒豚角煮、くろず黒豚味噌などを販売 |
他社ブランドとの協業実績としては、株式会社アドバンスの「白井田七 甕」「りんご甕酢」「ブルーベリー甕酢」、株式会社GRAの「ミガキイチゴ・ビネガー」、有限会社大賀商店の「パパイヤ甕酢」、株式会社匠家の「ドラゴン・ビネガー」などが公開されている。百貨店の「大九州展」などの催事にも継続的に出展している。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、有限会社重久盛一酢醸造場の公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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