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株式会社シンギー

東京2026.09.26 更新

東京発のサプリメント・健康食品のOEMを手がける

株式会社シンギーは、健康食品・サプリメントと化粧品のOEM受託製造を手がけるメーカーである。1993年にジェトロ・ビジネスサポートセンターで事務所を開設し、中国産の雑貨・健康食品・酒類などの輸入業務仲介から出発した。1997年に法人を設立し、ハチの子を素材とした健康食品の開発で事業を広げてきた。現在は東京都千代田区に本社を置き、茨城県笠間市の友部工場と中国・天津市の天津工場という2拠点の自社工場を持つ。受託製造のほか、自社ブランド商品の製造・販売も行っている。

目次

会社概要

商号株式会社シンギー(SHINGY CO., LTD.)
設立1997年
資本金4,800万円
代表者代表取締役 藍澤 良友
本社所在地東京都千代田区五番町5-5 JS五番町ビル8F(JR総武線・都営新宿線・東京メトロ有楽町線の市ヶ谷駅から徒歩3分)
友部工場茨城県笠間市鯉淵6241-6
天津工場中国・天津市西青経済開発区宏源道11号
事業内容健康食品・サプリメントのOEM受託製造/化粧品のOEM受託製造/自社ブランド商品の製造・販売
取引銀行三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行

自社工場と認証

友部工場(茨城県)2024年7月に設立。日健栄協GMP認証を取得。錠剤・カプセル・顆粒・スティック・ボトルなどの製造ラインを保有
天津工場(中国・天津市)2005年10月に設立。ISO 22000認証を取得。原料の粉砕・抽出加工から、錠剤・カプセル・顆粒・PTP・ボトル充填まで一貫対応
健康食品GMP2014年9月にJIHFS健康食品GMP認証、2025年4月に日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP認証を取得
ISO 220002013年3月にISO 22000:2005の第三者認証を取得
化粧品2011年6月に化粧品製造販売業許可を取得(許可番号13C0X10773)

サプリメント・健康食品OEMの剤型別条件

同社は剤型ごとの最小ロット・費用目安・納期を目安として公開している。いずれも配合成分・包装資材・製造条件により変動するとしている。

剤型最小ロット費用目安初回納期リピート納期
打錠3kg〜50万円〜2〜3ヵ月1.5〜2ヵ月
ハードカプセル25kg〜50万円〜2〜3ヵ月1.5〜2ヵ月
ソフトカプセル10万球〜70万円〜2〜3ヵ月1.5〜2ヵ月
顆粒20kg〜50万円〜2〜3ヵ月1.5〜2ヵ月
お茶50kg〜50万円〜2〜3ヵ月1.5〜2ヵ月
グミ100kg〜50万円〜2〜3ヵ月1.5〜2ヵ月
ゼリー・ペースト170kg〜100万円〜2〜3ヵ月1.5〜2ヵ月
バー・クッキー6,800本〜170万円〜8〜9ヵ月2〜3ヵ月

同社は1年間で新規OEM案件約1,000件の実績があるとし、定期通販商材やドラッグストア向け商品など販売チャネルに応じた処方提案が可能だとしている。25年以上の実績から原料・資材ともに独自の仕入れルートを多数持ち、コストを下げる方法に協力するという説明もある。製品個数でみた最小ロットについては、目安は500個からで、剤形によって製造機の最小仕込み量が異なるとしている。最小の500個で作った場合の費用はおおよそ50万〜100万円としている。法人・個人を問わず受託する。試作は最短2週間、初回製造は通常2〜3か月としている。賞味期限は錠剤やカプセルの製品では2年で設定するものがほとんどで、配合する成分や剤形によっては1年など短いものもあるという説明である。原料の持ち込みは、健康食品・サプリメントへの配合として適した原料であれば可能としている。大手通販サイトへの出品時にGMPやHACCPの証明書提出が必要になるケースについても、証明書の提出に協力するとしている。

サプリメントOEMの流れ

1. ヒアリングターゲット層、配合したい成分、想定売価、希望納期などを聞き取る
2. 提案剤型の選定、原料・資材の提案を行い、販売チャネルに合わせた処方設計を検討
3. 見積り最小ロット、資材費用、検査費用、納期を明確にした見積りを提示
4. 試作製造味・匂い・形状などを確認できる試作品を製造。必要に応じて複数回調整
5. 本製造原料・資材を調達し、GMP認証工場で製造
6. 包装・梱包・出荷包装資材に充填し段ボール梱包後、品質検査を経て出荷
7. 納品ロット番号・賞味期限を明記し、指定の納品形態で納品

包装資材

アルミ袋チャック付きの形態が人気。開封後の保存性に優れ、コンパクトで配送コストを抑えられるとしている
プラボトル・瓶外側からの衝撃に強い。高級感を演出したい商品に採用されることが多い
化粧箱PTPシート、アルミスティック、三方シール、瓶などの外装に採用
PTPシート錠剤やカプセルを1粒ずつ包装。取り出しやすく残数を確認しやすい
アルミスティック顆粒を1回分ずつ小分けにする場合に使用
三方シール袋錠剤やカプセルを1回分ずつ小分けに。数種類の粒を1袋に入れることも可能
ピルケース持ち運びを前提とした錠剤・カプセルの包装に使用

原料と化粧品OEM

天津工場には粉砕・抽出などの加工設備があり、市場から仕入れた原料を粉末やエキス末に加工している。漢方原料を姿物の状態で仕入れて粉砕・抽出加工を行うオリジナル原料開発にも取り組むとしている。NMN、L-シトルリン、L-アルギニン、ハチの子については年間数トン単位の調達実績があると公表している。シトルリン・アルギニンの原料は2019年4月からハラル・コーシャ認証済みのものを販売している。

化粧品OEMの受託品目はヘアケア用品(シャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメント、ヘアオイル、ヘアローション、ヘアワックス、ヘアトニック)、スキンケア用品(美容液、乳液、化粧水、洗顔フォーム、オールインワンクリーム、クレンジングクリーム、モイスチャークリーム、フェイスマスク、日焼け止めなど)、ボディケア用品、入浴用品(粉末入浴剤、バスボム、バスソルトなど)、マウスケア用品(リップクリーム、リップバーム、唇パック、歯磨き粉、マウスウォッシュ)、フレグランスである。化粧品の最小ロットは目安500個から、業務用などは100個から、フェイスマスクは3,000枚からとしている。試作は基本的に無償で、状況によっては有償になるとしている。

容器や包材の持ち込みについては、事前に品質や充填可否のテストを行い、問題がなければ使用可能としている。ラベルなど印刷内容があるものは薬機法の関係で必ずチェックするため事前相談を求めている。依頼した商品はすべて社内で薬事チェックを行い、販促物についても希望があればチェックすると案内している。自社で開発した化粧品原料として、蜂の子を加水分解加工した「加水分解蜂の子エキス」を挙げている。

このほか、インフルエンサー向けのOEM支援サービス「iTrend(アイトレンド)」を展開している。インフルエンサーがオリジナルブランドを立ち上げて商品を販売できるように支援するプロジェクトで、企画・開発・製造までの初期費用を同社が全額負担し、在庫を持つ必要がないとしている。

沿革

1993年創業。ジェトロ・ビジネスサポートセンターで事務所を開設し、中国産雑貨・健康食品・酒類などの輸入業務仲介を開始
1994年ハチの子粉末の健康食品を開発し日本に紹介
1997年株式会社シンギー設立(東京都中央区)。ハチの子のフレッシュ製法の開発に成功し「バイタルビー」発売
2005年10月中国天津市西青開発区に新工場を設立
2006年9月ハチの子粉末の生産・製法で特許取得(特許第3845656号)
2007年4月ハチの子粉末「ビージソン21」で商標取得(登録商標5039342号)
2009年10月蜂の子の酵素分解技術で特許取得(特許第4384249号)
2010年2月鮑の貝殻を使用した製造方法で特許取得(特許第458439号)
2011年6月化粧品製造販売業許可を取得
2012年3月ヘアケアエッセンス・リップグロスなど化粧品事業を展開
2013年3月ISO 22000:2005第三者認証を取得
2014年9月JIHFS健康食品GMP認証を取得
2016年10月新社長に藍澤良友が就任
2018年11月機能性表示食品「αの輝」を上市
2019年8月機能性表示食品「GABAリズム」を上市
2022年3月機能性表示食品「ULTmake」を上市
2024年7月茨城県笠間市に新工場(シンギー友部工場)を設立
2025年4月日本健康・栄養食品協会の健康食品GMP認証を取得

掲載情報について

このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、株式会社シンギーの公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。

企業情報

会社名株式会社シンギー
所在地東京
概要株式会社シンギーは、東京都千代田区に本社を置く、サプリメント・健康食品・化粧品のOEM受託製造メーカーです。GMP認証を取得した茨城・友部工場を拠点に、打錠・カプセル・顆粒・ドリンク・グミなど幅広い剤型に小ロットから対応しています。
分野健康食品 / 健康食品・サプリメント
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この記事を書いた人

小島怜のアバター 小島怜 株式会社Agriture

株式会社Agriture CEO/食品OEMコンシェルジュ 乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業を手がける株式会社AgritureのCEO。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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