株式会社ヒガシマル
株式会社ヒガシマルは、鹿児島県日置市に本社を置く食品・水産飼料メーカーである。1947年(昭和22年)に日置郡伊集院町で製粉・製麺・精米業として創業し、乾麺・即席麺へ進出したのち、養魚用配合飼料の製造へも展開した。1979年10月に株式会社ヒガシマルを設立し、1998年3月に福岡証券取引所へ株式を上場している。現在は水産事業(養殖用配合飼料の製造・販売)と食品事業(乾麺、即席めん、皿うどん等の製造・販売)の2事業部とグループ会社で構成される。売上高の7割以上を占めるのは水産事業で、1975年にクルマエビ用配合飼料を日本で初めて実用化したと説明しており、クルマエビ用配合固形飼料では事業参入以来No.1のポジションを確立しているとしている。なお社長メッセージでは「グループ企業6社」としているが、会社概要の連結子会社・グループ会社欄に挙がるのはコスモ食品、向井珍味堂、永屋水産、奄美クルマエビ、なかしまの5社で、令和7年にマリンテックとヤンバル琉宮水産が連結範囲から外れている。
会社概要
| 商号 | 株式会社ヒガシマル(HIGASHIMARU CO.,LTD.) |
| 設立 | 1979年10月2日 |
| 資本金 | 6億390万円 |
| 売上高 | 133億32百万円(2026年3月期連結) |
| 従業員数 | 205名(2026年3月末時点) |
| 代表者 | 代表取締役社長 東 勤 |
| 本社 | 鹿児島県日置市伊集院町猪鹿倉20番地 |
| 事業内容 | 水産事業…養殖用配合飼料の製造・販売/食品事業…乾麺、即席めん、皿うどん等の製造・販売 |
| 上場市場 | 福岡証券取引所(1998年3月上場) |
| 食品事業の問い合わせ | 本社営業課(鹿児島)TEL 099-273-4653/品質管理課 TEL 099-273-4579(品質管理課の受付は8:00〜17:00、土日祝を除く)。東京・大阪・福岡・沖縄に営業所があり、各営業所が不在の際は本社営業課へ転送される |
拠点
| 本社工場 | 鹿児島県日置市伊集院町猪鹿倉20番地。1989年(平成元年)10月に本社・食品工場を現在地へ移転 |
| 鹿児島工場 | 鹿児島県鹿児島市谷山港2丁目1番11号。1984年(昭和59年)3月に養殖用配合飼料製造設備として新設 |
| 串木野工場 | 鹿児島県いちき串木野市西薩町15番2号。1995年(平成7年)11月に乾麺製造設備として新設 |
| 串木野第2工場 | 鹿児島県いちき串木野市西薩町15番1号。2022年(令和4年)11月に皿うどん製造設備として新設 |
| 臨海研究所 | 鹿児島県いちき串木野市。1993年(平成5年)11月新設 |
| 営業所 | 東京(大田区)、大阪(枚方市)、四国(宇和島市)、福岡(大野城市)、沖縄(糸満市) |
| 連結子会社 | コスモ食品株式会社、株式会社向井珍味堂、永屋水産株式会社、奄美クルマエビ株式会社、株式会社なかしま |
食品事業で扱う品目
食品事業は「ヒガシフーズ」の名で展開しており、製麺事業を中心に即席麺、皿うどん、乾麺、カップスープの製造・販売を行っている。商品カテゴリーはラーメン、皿うどん、カップスープ、乾麺、業務用、海外向け商品、その他に分かれている。同社は業務用やプライベート商品等も企画・提案していると説明している。国内でいち早くヴィーガン向け商品の開発・製造を始めたとしており、「体にやさしい五穀スープ あっさり和風塩味」が日本雑穀アワード2026で金賞を受賞している。OEM専用の窓口は示されておらず、最低ロットや価格、納期についても公開されていない。
1980年(昭和55年)3月には九州で初めて「ストレートめんつゆ」を開発・販売し、めんつゆ事業に参入したとしている。2026年5月には、同年8月3日出荷分からの価格改定を告知している。
取得している認証
| 食品事業 ISO9001 | 2001年(平成13年)12月に認証取得 |
| 水産事業 ISO9001 | 2018年(平成30年)2月に認証取得 |
| 食品事業 ISO22000 | 2019年(令和元年)5月に認証取得 |
| 水産事業 ISO22000 | 2020年(令和2年)7月2日に認証取得。登録組織は水産飼料本部、登録番号F108、適用規格ISO22000:2018、登録範囲は水産用配合飼料の製造・販売。飼料研究部養殖生産課と飼料製造部飼料開発課は取得対象外 |
水産事業の配合飼料
| エビ用ペレット | 独自の製法で成形したエビ用固形飼料。クルマエビの成長に合わせたサイズのほか、レギュラー品、高品質飼料、低価格飼料、感染対策飼料などを揃える |
| EP(エクストルーデッドペレット) | エクストルーダーで高温・高圧処理により成形する固形飼料。油脂添加量と粒径の調整幅が大きく、浮き餌・沈み餌に対応 |
| DP(ドライペレット) | ペレットマシンで成形する固形飼料。不均一な粒長で、養魚サイズに合わせて効率よく摂餌できるとしている |
| マッシュ | 原料を粉砕した粉末飼料。モイストペレットやウナギ用の練り餌として使用 |
| マイクロカプセル | 栄養成分の均一化や溶出抑制、水中の分散性に配慮した微粒子初期飼料 |
| 稚魚用飼料 | 粉体原料を特殊な造粒工程で顆粒状にしたもの、またはペレットを粉砕した粉末状・クランブル状の飼料 |
| 対応する魚種・銘柄 | ハマチ類育成飼料(EP)、マダイ用のEP飼料「ひめ桜」シリーズとDP飼料「鯛光」シリーズ、ヒラメ・トラフグ用の陸上養殖向け「黒潮」シリーズ(フロートタイプ)と海面養殖向け「珊瑚」シリーズ(沈降タイプ)、ウナギ用EP飼料。エビ類はエビ類幼生用の微粒子飼料ZM(ゾエア用・ミシス用)やバナメイ育成飼料など |
沿革
| 昭和22年3月 | 製粉、製麺、精米業で創業 |
| 昭和28年3月 | 「(有)東製粉工場」を設立し乾麺事業に参入 |
| 昭和41年9月 | 即席麺工場を新設し即席麺事業に参入 |
| 昭和43年1月 | 会社商号を「(有)ヒガシマル食品工業」に改称 |
| 昭和47年3月 | クルマエビ用配合飼料を鹿児島県水産試験場と共同研究し水産事業に参入 |
| 昭和55年3月 | 九州では初めて「ストレートめんつゆ」を開発・販売し、めんつゆ事業へ参入 |
| 昭和51年9月 | 水産養殖用配合飼料工場を建設 |
| 昭和54年10月 | (有)ヒガシマル食品工業の営業の一切を譲り受け「(株)ヒガシマル」を設立 |
| 昭和56年5月 | 鹿児島市に研究所が完成 |
| 昭和60年1月 | ブリ・ハマチ用配合飼料を開発し生産販売を開始 |
| 平成10年3月 | 福岡証券取引所に株式上場 |
| 平成13年8月 | (株)小川食品商事を吸収合併し東京営業所を開設 |
| 平成23年1月 | マリンテック株式会社(愛知県田原市)を連結子会社化 |
| 平成24年7月 | コスモ食品株式会社を連結子会社化 |
| 平成25年7月 | 株式会社向井珍味堂を連結子会社化 |
| 平成26年11月 | 永屋水産株式会社を連結子会社化 |
| 平成27年8月 | 奄美クルマエビ株式会社を連結子会社化 |
| 平成28年7月 | 株式会社なかしまを連結子会社化 |
| 平成29年11月 | 株式会社ヤンバル琉宮水産(沖縄県国頭郡)を設立(令和元年11月に完全連結子会社化) |
| 令和4年11月 | 串木野第2工場(皿うどん製造設備)を新設 |
| 令和7年4月 | マリンテック株式会社の株式の一部を譲渡し連結範囲から除外 |
| 令和7年11月 | 株式会社ヤンバル琉宮水産の全株式を譲渡し連結範囲から除外 |
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、株式会社ヒガシマルの公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
関連記事
食品OEMの窓口に掲載しませんか?
食品OEMの窓口では、食品メーカー様の掲載を募集しています。貴社の強みや製造実績を多くの発注者にアピールできます。詳しくは掲載のご案内をご覧ください。


