井村屋フーズ株式会社
愛知2026.09.26 更新
愛知県発のレトルト食品・調味料のOEMを手がける
井村屋フーズ株式会社は、愛知県豊橋市でレトルト食品、スパウチ(スパウト付きパウチ)製品、粉末・液体・顆粒の調味料などを製造する食品メーカーである。1969年1月10日設立。井村屋グループの一社で、自社素材商品の開発とともに、他社製品の受託製造(OEM)と開発提案型のODMを事業の柱としている。「お客様の第2・第3の工場」を掲げ、粉末製品からレトルト・スパウチまで幅広い形態に対応する点を強みとしている。
目次
会社概要
| 商号 | 井村屋フーズ株式会社(IMURAYA FOODS CO., LTD.) |
| 本社・中原工場 | 〒441-3106 愛知県豊橋市中原町字地歩24番地の1/TEL 0532-41-1191(代表)/FAX 0532-41-3860 |
| 七根工場 | 〒441-3202 愛知県豊橋市西七根町奥足田口88番地/TEL 0532-21-2311(代表)/FAX 0532-21-2814 |
| 設立 | 1969年1月10日 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 従業員数 | 310名(2026年4月1日現在) |
| 決算期 | 3月31日 |
| 事業の内容 | 菓子・食品・冷菓・調味料・食品添加物の製造販売 |
| 役員 | 代表取締役会長(非常勤)冨永 治郎/代表取締役社長 近藤 久嗣 |
| 立地 | 東京・大阪の中間点に位置し、JR東海道新幹線「豊橋」駅から車で約30分圏内としている |
レトルトOEMの仕様
| 充填重量 | シングル充填機は固形のみ約130g〜約270g、液体のみ約130g〜約780g。ダブル充填機は固形のみ約35g〜約130g、液体のみ約100g〜約400g。状況によりこれ以外の容量も相談できるとしている |
| 1日の生産ロット | 定時間の稼働で1連式の充填機が約10,000袋、2連式が約20,000袋を基本とする。これ以外のロットも相談を受け付ける |
| 袋の形状 | 底部分にマチのあるスタンド袋(自立可能で内容量が多い)と、マチのない平袋(少量向け、フック穴を設けた吊り下げ陳列向き) |
| 殺菌方式 | 熱水スプレー方式。殺菌値(F0値)の測定機材があり、ラインテスト時に測定しながら条件を決められるとしている |
| 固形物 | 充填機に固形物用の半自動計量器があり、ノズルを通らない固形物も合わせて充填できる。液体を含まない固形物のみのレトルト殺菌にも専用プログラムで対応する |
| 販促物 | 包装ラインでチラシの封入やPOPの取り付けに対応する。手作業のため複雑な包装形態も可能としている |
スパウチOEMの仕様
| 充填重量 | 袋の形状・大きさに合わせて120g〜300gの実績がある |
| 袋の形状・サイズ | サイドにマチのあるガセット袋(180ml、200ml、300mlが一般的)と、底にマチのあるスタンド袋(120ml、150mlが一般的)。ガセット袋はコンパクトで容量を多く取れ、スタンド袋はデザイン可能面積が広いとしている |
| 1日の生産ロット | 標準の稼働で約60,000袋。これが経済ロットだが、それ以下のロットでも生産を受け付けるとしている |
| 充填できるもの | 基本的にpH4.0未満のゼリー飲料や清涼飲料水。調味料系の充填実績もある。pHが中性の製品は無菌性を長期間保証できないため受けていない |
| 固形物 | 6mm以下のある程度変形する固形物であれば充填可能。過去の実績としてアロエ、粒こんにゃく、各種フルーツ、野菜を挙げている |
| 乳化 | ホモゲナイザーを設置しており、加圧・乳化に対応する |
| 包材 | パウチ、スパウト、キャップのメーカーは機械の対応上決まっており変更できない。デザインの経験がない場合は包材メーカーを紹介するとしている |
| リードタイム | 既存製品の場合は1.5カ月程度を目安としている |
調味料・粉末のOEM/ODM
| 七根工場の加工 | 粉末加工、液体加工、顆粒加工、ブレンド加工、小袋加工 |
| 中原工場の加工 | レトルト |
| 小分け充填 | 粉末を1kg、5kg、10kgに小分け充填することは基本的に可能で、打ち合わせのうえラボレベルでの試作から対応するとしている |
| 原材料 | 特殊なものでなければ同社経由で購入できるほか、依頼側からの支給にも対応する |
| 検査 | 理化学検査や微生物検査は自社の品質保証課で対応する |
| 賞味期限 | テーブルテスト品またはラインテスト品について保存試験を実施し、経過観察しながら賞味期限の設定を相談するとしている |
| 認証 | トレーサビリティの体制とハラール認証について自社サイトで案内している |
OEM生産の流れ
| 問い合わせ | 要望を伝え、生産可能か検討する。間違いを防ぐため電話での問い合わせを求めている |
| 秘密保持契約 | 双方で秘密保持契約を締結する |
| 詳細打ち合わせ | 希望に沿った内容で詳細を詰める |
| テーブルテスト | 納得できるまでテストを繰り返す |
| ラインテスト | 実際のラインで生産し、不都合がないか確認する |
| 仕様決定・本生産 | 細かい仕様を確認・決定して本生産に入る |
同社は味づくりにおいて風味、香り、食感にこだわってテーブルテストを繰り返すとしている。海外では現地OEMパートナーと戦略提携を結び、マレーシア市場向けの商品製造・販売も行っている。価格は公開されていないため、依頼を検討する場合は個別の見積もりが必要になる。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、井村屋フーズ株式会社の公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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