辻製油株式会社
辻製油株式会社は、三重県松阪市に本社・本社工場を置く製油メーカーである。創立は昭和22年(1947年)4月で、国産なたね搾油専門工場「辻製油所」として始まった。1976年12月に法人化して辻製油株式会社を設立している。事業は製油事業、機能性事業、アグリ事業の3本柱で、コーン油やなたね油のほか、各種レシチン、セラミド(とうもろこし胚芽由来)、フィッシュコラーゲン、天然香料、フレーバーオイルなどを製造・販売する。アグリ事業のなかにOEMを独立したメニューとして置いている。
会社概要
| 会社名 | 辻製油株式会社(Tsuji Oil Mills co.,Ltd.) |
| 所在地 | 〒515-2314 三重県松阪市嬉野新屋庄町565-1(TEL 0598-42-1711/FAX 0598-42-7911) |
| 創立 | 昭和22年4月 |
| 役員 | 代表取締役会長 辻 保彦/代表取締役社長 辻 威彦 |
| 事業内容 | コーン油、なたね油、脱脂コーン胚芽、なたね油粕、ハイプロテイン吸着飼料、ペレット飼料、各種レシチン、各種レシチン製剤、セラミド(とうもろこし胚芽由来)、フィッシュコラーゲン、養魚用油脂、天然香料、フレーバーオイルなどの製造・販売および研究開発 |
| 主要取引先 | 三井物産、伊藤忠食糧、三菱商事、協和発酵バイオ、日清丸紅飼料、理研ビタミン、カーギルジャパンなど |
| 取引銀行 | 三十三銀行、みずほ銀行、百五銀行、三菱UFJ銀行 |
| 公式サイト | https://www.tsuji-seiyu.co.jp |
拠点と研究施設
| 大口工場 | 三重県松阪市大口町沖ス671-1。植物油の斗缶・ペットボトルへの充填 |
| 松阪工場 | 三重県松阪市広陽町8。レシチン・セラミド(とうもろこし胚芽由来)などの製造・販売および研究開発 |
| 高知工場 | 高知県安芸市伊尾木1746。天然抽出物(柚子等)の製造・販売および研究開発 |
| かおりラボ | 三重県松阪市市場庄町1147-1。香料・香味油の研究開発、製造 |
| 辻H&Bサイエンス研究室 | 三重県津市栗真町屋町1577(国立大学法人三重大学内)。素材における生理機能性の検証、新規機能性素材の探索 |
| 東京事務所 | 東京都港区浜松町2-5-5 PMO浜松町13F。国内外市場の開拓および各事業のマーケティング&セールス |
| 子会社ほか | 松阪タンクターミナル株式会社(動植物油脂類の貯蔵)、うれし野アグリ株式会社(房どりミニトマトの生産・販売)、松阪木質バイオマス熱利用協同組合(間伐材等を燃料とする蒸気の生産・販売) |
OEMで相談できる範囲
同社は自らを「開発型製油メーカー」と位置づけ、その強みを活かして自社で研究開発した独自技術を応用したOEM開発を行っているとしている。掲げているのは企画力・技術力・品質管理の3点で、独自開発の機能性素材や技術を活用した企画、素材にマッチした油種の選定、長年の経験と知識に基づく品質管理体制を挙げている。
| 主な事例 | シーズニングオイル。素材の持つ風味や香りを閉じ込めた調味油で、製油技術を活かして様々な素材のシーズニングオイル開発を行っている |
| 公開事例 | 三重県産のお茶を使用した「伊勢茶オイル」(有限会社新緑茶房) |
| 問い合わせ | TEL 0598-48-0036(受付時間 9:00〜17:00) |
| 最低ロット・価格 | 公表されていない |
黒にんにく事業
同社は「辻製油の技術を活かして地域産業に貢献できないか」という問いを出発点に、三重県内の農家と栽培契約を結び、生で食べられるほど辛味や刺激が弱く甘味が強い「大粒性無臭にんにく」の栽培に取り組んでいる。地域と協力して「みえにんにく生産会」を発足させ、収穫された農作物を全量買い取りしたうえで黒にんにくの開発を進めてきた。製造では、三重の林業で発生する間伐材や建築廃材(木材片)を燃料として使用し、独自製法でにんにくを黒色に熟成させている。ペースト状の黒にんにくはスイーツや調味料といった用途にも使われており、用途例としてチョコレート、ジャム、ドレッシングを挙げている。
沿革
| 1947年4月 | 国産なたね搾油専門工場として辻製油所を創立 |
| 1950年10月 | 大豆レシチンの研究開発を開始 |
| 1974年 | とうもろこし搾油工場を新増設 |
| 1975年10月 | 大豆レシチン製造工場を新増設。辻製油所から分離独立しツルーレシチン工業株式会社を設立(資本金500万円) |
| 1976年12月 | 辻製油所から法人化し、辻製油株式会社を設立(資本金1,000万円) |
| 1981年 | 農林水産省との共同開発による製法で大豆レシチンの新工場を建設 |
| 1984年 | マイクロ波加熱による食品加工の専門メーカー、株式会社海津を設立。養魚用油脂の製造販売を開始 |
| 1989年 | 植物油連続抽出工場を新設 |
| 1990年 | 事務所・研究開発所としての新社屋が落成 |
環境面では、搾油工程の副産物を利用した有機肥料の製造、その肥料を使った大豆や野菜の栽培、栽培された農産物の加工と利用という循環システムをJAや営農とのネットワークで構築していると説明している。2026年8月には「辻の森」森林系J-クレジット創出プロジェクトが制度登録されたことを告知した。なお、油脂製品については2026年6月1日納品分から業務用・加工用・家庭用それぞれ20%以上の価格改定を実施すると案内している。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、辻製油株式会社の公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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