株式会社ムラヨシ(MKフーズ)
株式会社ムラヨシは、新潟県妙高市で食肉の卸小売と食肉加工品の製造を行う会社である。店舗名は「MKフーズ」。1953年に妙高高原町の「いろは精肉店」として創業し、1983年に業務用食材全般の卸小売業としてMKフーズを開店、2018年に妙高市へ新社屋工場を新設して移転した。食肉加工品のOEM受託に対応しており、100kgからの小ロット製造と加工賃300円/kg~という条件を公開している点が、発注側にとって判断しやすい。
会社概要
| 社名 | 株式会社ムラヨシ(店舗名:MKフーズ) |
| 代表取締役 | 村越 大 |
| 創業 | 昭和28年(1953年) |
| 所在地 | 〒944-0052 新潟県妙高市上中580-1 |
| 電話・FAX | TEL 0255-78-7541/FAX 0255-78-7546 |
| 従業員数 | 男性8人、女性9人 全17人(パート含む) |
| 事業内容 | 食肉卸小売業、業務用食材全般卸小売業、食品加工業、食肉製品製造業、食品製造業 |
| 取扱品目 | 牛肉、豚肉、鶏肉、馬肉、鴨肉、羊肉、枝肉・部分肉、ポーションカット、内臓等食肉全般、コロッケ・ソーセージ・メンチカツ等の冷凍食品、チャーシュー等の加工製品、業務用食材全般 |
| 取扱指定店 | にいがた和牛取扱指定店 |
| 加盟団体 | 公益社団法人 氷温協会 |
| 納品先 | 飲食店、レストラン、ステーキハウス、居酒屋、焼肉店、ホテル、旅館、ペンション、小・中学校、保育園、高齢者福祉施設など |
| 営業日・時間 | 月曜日~金曜日 8:00~17:00 |
沿革
| 1953年(昭和28年) | いろは精肉店を妙高高原町にて創業 |
| 1978年(昭和53年) | いろは精肉店を株式会社ムラヨシに組織変更 |
| 1983年(昭和58年) | 業務用食材全般の卸小売業 MKフーズを開店 |
| 2018年(平成30年) | 妙高市に新社屋工場を新設し、MKフーズを移転 |
食肉加工品のOEM受託
同社はOEMの窓口を「少ロットで肉の加工品を製造したい」という切り口で設けている。公開されている条件は以下のとおりで、ロットと加工賃の目安が数字で示されている食肉加工の受託先は多くない。
| 項目 | 公開されている条件 |
| 最小ロット | 100kg~(製造する商品のロットや形状によって若干の誤差が生じる場合がある) |
| 加工賃 | 300円/kg~(加工内容、条件により変動) |
| 対応範囲 | レシピ制作から材料調達、製品化までをトータルでサポート |
| 味付け・形状 | オリジナルの味付け、オリジナルのポーションに対応 |
| 製造方式 | 手作業による調理を基本とし、調理加減などの要望に対応 |
| 試作 | 試作の依頼を受け付け。試作期間・納期・予算も相談可 |
| 受注規模の幅 | 数パックから数万パックまでの受注に対応と記載 |
100kgという単位が実際にどれくらいの量になるかについても、同社は具体例を示している。1食125gのトンカツなら100kg÷125g=800食で、1か月30日で割ると1日約27食、3店舗に振り分ければ1店舗あたり1日約9食で1か月で消費できる、という計算である。多店舗展開の飲食店が自社メニューを外注に切り替える際の目安になる。
同社は受託の意義を「お客様の工場代わりとなってレシピに忠実な商品を製造」することと説明し、設備投資を伴わずにPB・OEM商品を作れる点、職人を雇用する固定費を持たずに済む点、まとまったロットで製造することで味のブレを抑えられる点を挙げている。セントラルキッチンの代行という位置づけも明示している。
製造実績のある加工品
| 商品 | 公開されている内容 |
| 豚バラチャーシュースライス | スライスを個包装パックし、ラーメンとセットした土産品の製造が可能。業務用としてラーメン店にも供給。メンマの充填も可能(ラーメンの麺、メンマ自体の製造は不可) |
| 鶏モモの味付け下処理品 | 鶏もも肉を下処理して味付け。鶏惣菜の材料として、中食・デリを製造する食品メーカーやスーパーの惣菜部門に供給 |
| 豚の角煮 | 冷凍で1年以上の保存が可能。業務用1kgパックにカットした角煮が26個入り。タレは手作業で1パックずつ充填 |
| ローストンカツ | 原木をスライスする前に異物チェックを行い、スライス後に衣付け。衣の付き具合も1個ずつ確認 |
| もつ煮込み | 独自のレシピでこってりとした味に仕上げ |
麺やメンマ自体は製造できないと明記しているように、対応できる範囲と対応できない範囲をあらかじめ示している。自社商品としては、オリジナル豚もつ煮込み(260g/20P)、オリジナル豚バラチャーシューブロック(約300g)、豚バラチャーシュースライス(500g・約30枚)などを業務用の規格と単価付きで公開している。
業態別の提案内容
| 業態 | 提案内容 |
| 飲食店 | 手間のかかる下処理を済ませた素材の供給。オリジナルメニューの開発、レシピを忠実に再現した商品づくり |
| 食品卸業 | サンプルや販促品の提供による営業支援 |
| 食品スーパー | 素材商品・市販商品の供給、店舗オリジナル商品の製造、アウトパック対応 |
| 生協 | 生協の品質基準をクリアした商品開発・販売の実績あり |
衛生管理と商品づくりの方針
精肉加工工場における食肉製品の製造管理について、HACCPガイドラインに沿って公益社団法人日本食品衛生協会が示した手順で衛生管理を行うと公表している。あわせて5S活動(整理、整頓、清掃、清潔、習慣)の徹底を掲げている。
商品づくりの方針としては「添加物を抑えた食品づくり」「大手には出来ない独自性」「地域、そしてお客様に合わせた味付け」「在庫・ムダの出さない商品づくり」を挙げている。冷凍食品からチルド商品、野菜をセットしたキット品まで加工食品を幅広く扱っており、自社便による配送で地元の学校、保育園、旅館、ホテル、飲食店へ届けている。にいがた和牛の取扱指定店であり、氷温協会に加盟して国産氷温熟成牛も扱う。
食肉加工の受託で、最小ロットと加工賃の目安が公開されている例は少ない。100kgから試せること、レシピ制作から材料調達まで含めて相談できること、手作業を基本としているため調理加減の要望に応じられることが、小規模な飲食店や地域スーパーがPB商品を立ち上げる際の入口になる。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、株式会社ムラヨシ(MKフーズ)の公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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