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株式会社タキザワ製薬

埼玉2026.09.26 更新

GMP認定の健康茶・栄養補助食品のOEMを手がける

株式会社タキザワ製薬は、埼玉県さいたま市見沼区に本社を置く健康補助食品の受託製造メーカーである。漢方煎薬メーカーの株式会社タキザワ漢方廠を原点として健康食品のOEM・ODM事業を担ってきた会社で、植物由来の和漢成分を配合したサプリメントとオーガニック製品の製造・コンサルティングを事業の柱としている。なお同社はTK製薬株式会社と令和7年(2025年)4月1日付で合併し、現在はTK製薬株式会社として存続している(公式サイト上の商号表記もTK製薬株式会社に変更済み。ブランド名としては引き続き「タキザワ製薬」が使われている)。

目次

会社概要

商号TK製薬株式会社(旧・株式会社タキザワ製薬。令和7年4月1日に合併、TK製薬株式会社として存続)
代表者代表取締役 瀧沢 努
所在地〒337-0024 埼玉県さいたま市見沼区片柳864-1
設立昭和46年(1971年)4月19日
事業内容植物由来の和漢成分を配合したサプリメントの製造およびコンサルティング/オーガニック製品の製造およびコンサルティング/各種健康補助食品のODM(企画製造)・OEM(受託製造)
各種認証等GMP認定工場、有機JAS認証工場、彩の国工場、パートナーシップ構築宣言、SDGs推進企業
メインバンク埼玉りそな銀行 大宮支店
グループ会社株式会社タキザワ漢方廠(埼玉県さいたま市見沼区片柳864-1)、株式会社TKオーガニック(群馬県高崎市棟高町787-23)、株式会社四万十アロエ(高知県四万十市西土佐江川4091-1)

合併時の案内では、存続会社となるTK製薬株式会社の拠点として本社(さいたま市見沼区片柳864-1/電話048-646-5005)のほか、大宮工場(同片柳412-1/電話048-686-1828)、第二工場(同片柳433-2/電話048-683-5893)が示されている。

成り立ちとグループ構成

公式サイトの社長あいさつでは、同社を「日本一の漢方煎薬承認取得数を誇る『漢方煎薬』のリーディングカンパニー『株式会社タキザワ漢方廠』を原点とし、お客様のさらなるニーズにお応えしたいという想いから、健康食品のOEM(受託製造)メーカーとして誕生」した会社と説明している(承認取得数の順位は同社の自社公称)。漢方の研究・開発・製造で蓄積したノウハウを健康食品に転用し、企画から製品化まで一貫した体制を敷く、という位置づけである。

グループには漢方煎薬の株式会社タキザワ漢方廠のほか、オーガニック領域を担う株式会社TKオーガニック(群馬県高崎市)、アロエ原料の株式会社四万十アロエ(高知県四万十市)が並ぶ。有機JAS認証工場を持つことと、グループに原料側の会社を抱えることが、オーガニック素材を使ったサプリメントの受託における同社の前提条件になっている。

OEMの3つの発注形態

同社のOEMは、発注側の希望するロット・納期・費用に応じて「既存バルクを商品化」「オリジナル処方で商品化」「NB商品を販売」の3形態から選ぶ構成になっている。公式サイトには各形態のロット・納期・費用の目安が併記されており、初期ロットの重さと差別化の度合いのトレードオフが明示されている点が特徴である。

形態ロット納期費用の目安差別化の度合い
既存バルクを商品化120個~8週間~約10万円~パッケージで差別化
オリジナル処方で商品化約800個~12週間~約50万円~処方・パッケージで差別化
NB商品を販売24個~最短2日~約2万円~差別化なし(仕入販売)

「既存バルク」は同社が開発済みの錠剤・カプセルを選び、パッケージとデザインを決める3ステップで商品化する方式。有機JASに適合した「有機JAS対応バルク」も用意されており、別途費用は発生するものの認証マークの表示が可能とされている。「オリジナル処方」は商品コンセプトのヒアリングから配合成分・配合量・剤形を検討し、処方提案と見積提出を経て製造へ進む流れで、パッケージデザインの入稿形式はイラストレーター形式が指定されている。「NB商品を販売」は在庫を抱えずに既製品を仕入れて販売する形態で、テスト販売の入口として位置づけられている。

対応できる剤形と最小ロット

オリジナル処方の場合の剤形別最小ロットは公式サイトに公開されている。錠剤と粉末・顆粒は重量基準、カプセルは粒数基準で示されており、剤形の選択がそのまま初期投資額に直結する構造になっている。

剤形最小ロット補足
錠剤30kg~(250mgの錠剤で約12万粒)丸錠・三角錠・糖衣錠に対応。200mg~300mgの重量(糖衣錠除く)
ハードカプセル5万カプセル~加熱・圧縮工程がなく、少ない添加物で充填できる
ソフトカプセル10万球~内容液を皮膜で包む方式。密閉性・遮光性などの付加機能
粉末・顆粒30kg~(粉末)/20kg~(顆粒)顆粒は粉末を水に溶けやすく加工したもの
茶科10kg~(100%茶)/35kg~(焙煎ブレンド茶)原料選別・焙煎・試験・分包・最終製品加工まで一貫。焙煎加工と蒸気殺菌の2方式

サプリメントのOEMメーカーとしては茶の受託ラインを持つ点が目を引く。100%茶で10kg~、焙煎ブレンド茶で35kg~と、原料選別から分包までを社内で完結できる体制が示されている。

対応できるパッケージと最小ロット

パッケージ最小ロット特徴
アルミ袋120枚~(無地)/1,000枚~(印刷)遮光性・防湿性に優れメール便対応。色付き・クラフト素材あり
プラスチックボトル120本~軽量で中味がつぶれにくい。ラベルシールを貼るだけで販売可能
ガラスビン(+化粧箱)120本~(茶・透明ビン)/3,000本~(フロストビン)化粧箱への封入が必須。高価格帯商品向け
その他(分包・PTP)1万包~(無地アルミ分包・アソート分包)/1万シート(PTP包装)三方分包、スティック分包、4~5種の錠剤・カプセルのアソート分包、PTP包装(応相談)

環境配慮型パッケージの提案

同社はミッションに「サプリメントを通じて、人にも環境にも健康を」を掲げ、環境に配慮した資材の提案をOEMの選択肢に組み込んでいる。サトウキビから砂糖を取った後の残糖液(廃糖蜜)を原料とする植物由来ポリエチレンボトルのほか、FSC認証ラベル・化粧箱、植物性インクなどが挙げられている。SDGs推進企業として、賞味期限が近い商品や在庫過多の商品の従業員向け社内販売によるフードロス削減、テレワークや時短勤務の導入といった取り組みも公開している。

発注を検討する際の確認事項

発注前に確認しておきたい点は次のとおり。

確認項目公開情報での状況
契約先の社名令和7年4月1日の合併により存続会社はTK製薬株式会社。契約書・請求書の名義は現行商号で要確認
初期ロットと費用既存バルク120個・約10万円~、オリジナル処方約800個・約50万円~が目安として公開
剤形ごとの下限錠剤30kg、ハードカプセル5万カプセル、ソフトカプセル10万球と剤形で大きく異なる
有機JAS表示有機JAS対応バルクを選べば認証マーク表示が可能。別途費用が発生
中国輸出中国輸出向けの案内ページが別途用意されており、要件は個別確認が必要
デザイン入稿入稿形式はイラストレーター形式。自社でデータを用意しない場合は専属デザイナーが制作
開発実績公式サイトの「開発実績」は準備中のため、事例は個別にヒアリングが必要

漢方・和漢素材とオーガニックという明確な軸を持ち、既存バルク120個からの小ロットとオリジナル処方の本格開発を同じ窓口で選べる点が、サプリメント新規参入から既存PBの切り替えまで幅広い相談に対応できる理由になっている。

掲載情報について

このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、株式会社タキザワ製薬の公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。

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企業情報

会社名株式会社タキザワ製薬
所在地埼玉
概要株式会社タキザワ製薬は、漢方煎薬のリーディングカンパニー「タキザワ漢方廠」を母体とする健康食品OEMメーカーです。
分野サプリメント / 健康食品 / 健康食品・サプリメント / 飲料・健康・粉末類
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この記事を書いた人

小島怜のアバター 小島怜 株式会社Agriture

株式会社Agriture CEO/食品OEMコンシェルジュ 乾燥野菜やドライフルーツを中心とした受託加工・OEM事業を手がける株式会社AgritureのCEO。京都府内の農家と連携し、規格外野菜の活用や6次産業化支援を通じて、「持続可能な食の流通」を追求している。製造現場での豊富な実体験を活かし、商品企画から試作、小ロット対応、パッケージ設計、販路開拓支援まで、OEMを検討するすべての事業者に伴走するサポートを提供。

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