株式会社ファイナール
鳥取県発の独自製法による健康茶・焙煎のOEMを手がける
株式会社ファイナールは、鳥取県鳥取市で健康茶と健康食品のOEM・受託製造を手がけるメーカーである。創業者の森下辰夫が昭和40年から19年間の健康茶製造で培った技術と経験をもとに昭和59年8月に会社を設立し、昭和60年2月に鳥取市良田で創業した。社名の「ファイナール」は英語のFAINALから派生した造語で、顧客の健康の最後のとりでとなる企業をめざす想いを込めたものだと説明している。現在は本社・工場を鳥取市上味野に、営業拠点を東京都豊島区に置く。
会社概要
| 商号 | 株式会社ファイナール |
| 本社・工場 | 鳥取県鳥取市上味野15番地 |
| 東京営業所 | 東京都豊島区西池袋1-7-10 ビルドT9ビル7F |
| 設立 | 昭和59年8月30日 |
| 創業 | 昭和60年2月13日 |
| 代表者 | 代表取締役 門脇 康弘 |
| 資本金 | 3,600万円 |
| 従業員数 | 98人 |
| 業務内容 | 健康茶・健康食品の企画・OEM受託製造 |
| 取得認証 | FSSC22000(2014年6月)、健康食品GMP(2015年9月)、ISO14001(2008年1月)、有機加工食品生産工程管理者(有機JAS・鳥取県/2007年2月) |
| 受付時間 | 9:00〜17:00(土日祝を除く) |
沿革
| 1984年8月 | 森下辰夫が昭和40年以来19年間の健康茶製造で培った技術と経験を生かして会社を設立(資本金1,000万円) |
| 1985年2月 | 鳥取市良田547-1において創業 |
| 1986年5月 | 社屋を増築し、業界初の熱風流動焙煎設備を導入 |
| 1992年11月 | 杜仲茶を主原料にした健康茶のOEM供給を開始 |
| 1993年9月 | 杜仲茶関連商品が大ヒット |
| 1994年2月 | 鳥取市西今在家152に本社工場を移転(土地面積4,118㎡・建物1,078㎡) |
| 1994年6月 | 東京営業所開設 |
| 1994年7月 | 商品出荷ヤードおよび資材倉庫を増設(170㎡) |
| 1995年5月 | 資本金を1,200万円に増資 |
| 2001年5月 | 鳥取市上味野15に本社工場を移転(土地面積11,167㎡・建物3,255㎡) |
| 2001年10月 | 資本金を3,600万円に増資 |
| 2013年8月 | 第2工場増築(建物床面積1,800㎡) |
| 2018年1月 | 研究室増築(建物床面積226㎡) |
最低ロットと期間
| 健康茶の最低発注ロット | 通常50kg以上から。1箱が「4gパック×30包」(内容量120g)の商品であれば400箱程度から。特殊な原料や特殊製法が必要な場合は当てはまらないことがあるとしている |
| 商品化までの期間 | 初回の商品設計からだと長いもので6ヶ月〜1年かかった例があり、スムーズに進めばおよそ3ヶ月で商品化 |
| 試作の費用 | 味を確認するための試作は基本的に無償。3回目以降や1回の数量が多い場合は有償 |
| サンプル | 無料サンプルを提供。申し込みのメール確認後、5営業日を目安に届けるとしている |
| 小ロットの方針 | テスト販売や試作品などの小ロットの場合でも相談を受け付けるとしており、健康食品では「製剤化から仕上げ加工」までの多様な要望に小ロットから対応するとしている |
| 健康食品の生産能力 | 6連式スティック包装機を2台保有し、1日約13万包の生産が可能 |
| 健康茶の生産能力 | 1分間に最大400パック生産可能な高速自動包装機を保有 |
取扱原料と対応できる形態
お茶原料は世界中から調達しており、約250種類以上を取り扱っているとしている。玉ねぎの皮、ニガウリ、ウコンなどの食品のほか、キノコ類、ハーブ、木の根や皮といった原料を扱う。粉末原料は乳酸菌・ビフィズス菌・酵母菌(いずれも生菌/死菌)を含め多数を公開している。独自原料の持ち込みについては、品質や供給面から判断のうえ原料加工を含めて対応するとしている。
| 健康茶の原料形状 | 原型・粗刻み原料(急須で抽出するタイプや大袋商品向け)、TB刻み茶葉(ブレンド茶葉・お茶パック商品向け)、粉末原料(微粉砕) |
| 健康茶の内包装 | 平パック(晒/未晒、70mm×80mm・90mm×80mm)、ミニパック(ティーパック糸有/無、70mm×50mm)、テトラパック(糸有/無、1辺約60mm) |
| 健康茶の個包装・外包装 | 平ピロー個包装、三方個包装、アルミ平袋、アルミスタンド袋、化粧箱、ガゼット袋。メール便対応、封印シール貼り付け、ラベル貼り、賞味期限印字に対応 |
| 健康食品の剤型 | 打錠品(丸型・三角型)と顆粒品の2種類 |
| 健康食品の包装 | 三方包装(75〜110mm×50〜60mm)、スティック包装(130mm×20mm)、ボトル充填、アルミ平袋、アルミスタンド袋、化粧箱。乾燥剤・緩衝材の封入、ラベリング、賞味期限印字に対応 |
製造技術
| テンペ菌を用いた発酵技術 | 特許を取得したテンペ菌発酵技術。原料に合わせた条件設定を行い、単体茶葉・ブレンド茶葉を問わず発酵が可能としている |
| 穀物種子の発芽加工 | 一部の種子原料を発芽加工。風味がまろやかになり味にコクが出るとしている |
| 茶葉コーティング | 茶葉に機能性粉末素材を定着させ、お茶パックからの粉漏れや粉末原料の吸湿トラブルの改善に対応 |
| 焙煎 | 遠赤焙煎機のほか、健康茶加工メーカーとしては珍しいというコーヒーロースター焙煎機や熱風流動焙煎機を含め全5種の焙煎機を保有 |
| 菌の配合 | 乳酸菌・ビフィズス菌・酵母菌などを配合した茶・サプリメントの製造実績あり |
衛生設備と異物対策
同社は、清潔室・エアシャワー・ドックシェルターなどの設備を導入して外気や異物の侵入を防いでいると説明している。包装の際には金属探知機に加え、色彩選別機、X線CCDカメラによる異物除去装置を導入している。菌検査や成分分析、専門検査員による試飲検査まで行い、FSSC22000と健康食品GMPについては毎年の外部審査を通じて基準を維持しているとしている。FSSC22000の取得は海外への販路拡大で優位性が期待できるという位置づけである。
機能性表示食品にも対応しており、公開されている開発事例では、賦形剤などの添加物を加えないナチュラルな剤形での機能性表示食品という相談に対し、水溶性の機能性表示原料をリサーチして品質にばらつきが生じないよう独自技術を採用し、ティーバッグタイプで実現したとしている(エステ系商材企画会社・東京都/2025年11月13日公開)。健康食品GMPは機能性表示食品制度で推奨されているものだと説明している。
取引の流れ
| 01 問い合わせ | フォームまたは電話で相談。担当者から連絡 |
| 02 打ち合わせ | 「商品コンセプト」「顧客層」「配合原料」「商品形態」を営業担当がヒアリング。売り方やブレンドの提案も行う |
| 03 試作 | 開発チームとやり取りし試作品を開発。予算や要件に合わせてブラッシュアップし、パッケージも併せて提案 |
| 04 製造 | 試作品完成・詳細確定後に正式発注を受けて製造 |
| 05 納品・アフターフォロー | 出荷後も法改正に伴う表記変更や商品リニューアル対応を定期的にフォロー |
企画実績のページでは、ダイエット、美容、ヘルスケア、ライフケア、子ども向けなどのコンセプト分類ごとに、配合素材の組み合わせ例と味サンプルの番号を公開している。取引先については、OEMメーカーのため顧客名は公開できないとしたうえで、大手通信販売会社、エステサロンの店舗販売、化粧品メーカー、製薬会社、健康食品メーカー、インターネットショップなど全国の業種と取引があると説明している。海外でのヒット商品の製造実績もあるとしている。
掲載情報について
このページは、公開されている情報をもとに食品OEMの窓口編集部がまとめたものです。設備の稼働状況、対応できる品目やロットの条件は変わることがあります。発注を検討される際は、株式会社ファイナールの公式サイト、または同社へ直接お問い合わせのうえ、最新の内容をご確認ください。
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